公開日:2018/12/07
イタリア人シェフが作るフォーが気になる(ホーチミン・タオディエン)
ベトナム全土には正式に登録している飲食店の数は約54万店舗ほどあり、その中でも43万店舗ほど小規模なレストランがあり経済成長と共に年々数も増えてます。今回ご紹介するのは、ベトナム在住のイタリア人シェフが経営する2区タオディエンの【Phở Ông Tây】。ベトナムローカルフードを敢えて外国人が経営してしまうモデルは珍しいです。例えば、海外の方が日本で日本食を自国風にアレンジしちゃったパターンといえば良いでしょうか?一体どんな味に仕上がっているのでしょう。
これがイタリア人シェフのPHO(フォー)
こちらは斬新なオムレツが乗ったフォー。スープは別途付いており、好みで掛けながら召し上がります。どこかタイ料理のパッタイのような見た目の麺料理で、これもフォーのカテゴリーに入れて良いのかベトナム人としては疑問あるのではないでしょうか。お味に関しては、全体のバランスが良く、癖がないので比較的日本人の好きな味付けかと思います。PHOとOMELETを掛けてPHOMELET。メニューネーミングも可愛らしく、この組み合わせ意外とありかも、、、と定番で食べたくなるフォーでした。
こちらはベトナムではあまり見かけないイタリアンソーセージが入ったフォー。一度炙った状態で入っているのでスープにコクが出て全部飲んでしまいたいくらい美味しかったです。一般的にフォーには、牛肉や鶏肉などが使用されあまり豚肉(加工したソーセージとか)は入っておりませんのでかなり珍しいです。
フォー以外も絶品!
イタリア人シェフなので、もちろんフォー以外にもイタリアン料理が非常にリーズナブルな価格で召し上がれます。本格パスタがなんと10万VND(500円)ほどで食べられます!麺の硬さもよくベトナムのパスタ屋で出てくるような柔らかめの麺でなく、ちゃんとしたアルデンテでございます。店内の西洋人(おそらくイタリア人)は、フォーは注文せずソーセージやチーズなどのスターターセットにパスタ、ワインの定番の組み合わせが多かったです。
店内の雰囲気
テーブルや壁などに可愛らしいタイルが使用され、南国のベトナムとはまた違った雰囲気です。ミュージックも爆音ではないので、落ち着いて食事ができるのは嬉しいですね。室内は締め切ってないですが、常に扇風機が稼働しているので安心。乾季の時期は問題ないですが雨季の日中が厳しいかもしれません。
今回はイタリア人シェフが振舞うイタリア風ベトナム料理を堪能できました。洋風にアレンジされているのであれば挑戦できる!という方にはお勧めです。フォー以外もイタリアン料理が味わえるのはホーチミン市内でもここだけかもしれません。一風変わったベトナム料理を紹介するにはとても使いやすいお店ですので、是非ホーチミン勤務の際はお立ち寄りください。※ホーチミン2区に姉妹店ができるそうなので乞うご期待!詳細分かり次第更新致します
店名:PHO ONG TAY
住所:39 Vo Truong Toan , Thao Dien ,Quan 2 HCMC
営業時間:毎日営業8:00~23:30