公開日:2026/09/04
果物の王様ドリアン!ベトナムで味わうその魅力

棘に覆われた「ドリアン」は、ベトナム語で「サウ・リエン(Sầu riêng)」と呼ばれ、市場やスーパーなどでも売られています。強烈な匂いから敬遠されがちですが、一度食べるとその美味しさに病みつきになる方も多いようです。今回はその魅力をお伝えします。
王様と呼ばれる理由と虜になる味

ドリアンは東南アジア原産で、マレー語で「トゲ」を意味する「duri」が名の由来です。その風格と豊富な栄養価から「果物の王様」と呼ばれています。 最大の特徴は何といっても香りと味とのギャップ。強烈な匂いに反して、ひと口食べればクリーミーでなめらかなカスタードのような甘味とコクが口の中に広がります。ドリアンは市場やスーパーなどで丸ごと売られているほか、果肉を取り出してパック詰めした形でも売られています。
生食だけではない!現地のドリアングルメ
生の果肉は少しハードルが高い…という方は、スイーツから挑戦できます!
・バイン・ピア (Bánh pía):薄い皮でドリアンペーストや緑豆を包んだお菓子。お土産の定番です。
・ドリアンもち米(Xôi sầu riêng):温かいもち米にドリアンをのせ、ココナッツミルクをかけた南部の定番屋台スイーツです。
・ドリアンアイス(Kem sầu riêng):冷やすことで匂いが和らぎ、クリーミーさが際立つため食べやすいかと思います。
高い栄養価と注意点
ドリアンは味だけでなく栄養価の高さでも優秀です。 100gあたり約147kcalとエネルギーが高く、疲労回復に役立つビタミンB1や葉酸、気分を安定させる働きがあるとされる「トリプトファン」も含んでおり、慣れない海外生活や仕事で疲れた心身をサポートしてくれます。
一方、以下のような注意点があります。
・アルコールとの同時摂取は厳禁:医学的にも、アルコールとドリアンを同時に摂取すると急激な頭痛や嘔吐、胃の膨張感を引き起こす危険性があるとされていす。
・持ち込み禁止場所に注意:匂いが強いため、多くのホテルやタクシー、公共交通機関、オフィスビルでは持ち込みが禁止されています。
ベトナム経済を支えるドリアン市場

実はドリアンは、ベトナム経済の上でも近年大きな注目を集める農産物です。
ベトナムのドリアン産業は近年急成長しており、2026年の年間生産量は約208万トンと見込まれています。これはタイと並ぶ世界有数の生産量で、ベトナムは世界有数のドリアン生産国となっています。また、輸出額は年間40億米ドルを超える可能性があるとされ、ベトナムを代表する輸出農産物のひとつへと成長しています。

▲当社の社員Hさんのご実家のドリアン畑で収穫されたドリアンを、皆でいただきました。
果肉一房だけでも、かなり食べ応えがあります。
(食べる時は、室内の換気が必須です!)
まとめ
独特の香りから好き嫌いが分かれるドリアンですが、ベトナムでは多くの人に親しまれている果物です。近年は輸出産業としても注目されており、ベトナム経済を支える農産物のひとつとなっています。
ベトナムを訪れる機会があれば、ぜひ一度本場のドリアンやドリアンスイーツを味わってみてはいかがでしょうか。最初は強烈な匂いに驚くと思いますが、その魅力に引き込まれるかもしれません。









