公開日:2019/05/24
ベトナム産牛肉(激安ビーフステーキ)を食べに行こう!
国産和牛専門店や高級焼肉店の新規出店が目立つ中、昔から変わらぬ庶民の味を守り続けた激安ステーキ屋を今回は取材してきました。ビーフステーキといえば誰でも知っている名店中の名店。早朝にも関わらず大盛況だったので早速覗いてみましょう!
人気老舗【Quán Beefsteak Nam Sơn】
1991年にオープンしてから28年。市民から愛される老舗のステーキ専門店。早朝からがっつりステーキを頬張るベトナム人の皆さん。日本では立ち食いステーキなどのチェーン店などはありますが、さすがに早朝6:00から開店しておるステーキ屋はないですね。
ベトナム語でビーフステーキは【Bít tết】。焼いた肉の香りとBít tếtの看板の文字を見つけたら、ベトナムビフテキ(ビーフステーキ)屋にたどり着けてます。人気店なだけに店内の回転率も良く、注文してから5分も経たないうちにステーキが運ばれてきたので素晴らしいオペレーションでした。開放的なオープンエアーなつくりもベトナムならではですね。
メニュー
激安といえど、年々少しづつ値上がりしているようです。倍以上の価格ですがアメリカ産(140,000VND(700円))、オーストラリア産(110,000VND(550円))も用意されています。ダチョウステーキも試しに食べるべきでした。
テーブルには、バケットとサラダ、ピクルス(漬物?)。そして食べれば料金が発生するポテトがさりげなく置かれています。焼いた肉をバケットに挟んで自己流バインミーも楽しめます。
やっぱりちょっと歯ごたえがある、、、
想像していた通りですがやはり肉質が硬く、和牛のような滑らかさは無いです。肉本来の甘みを味わうような「塩」「わさび」を添えて頂く一品ではないです。肉全体にかけられているバーベキューソースもニンニク・胡椒が効いているのでどちらかというとタレを食べているような感覚です。
肉を柔らかくする斬新な食べ方
今回注文したベトナム産ビーフ&パテ&ミートボール。肉の上に乗っている四角形のパテに関してはどのように食べるのか周りを見渡すと単体でなく肉と一緒に食べていました。同様の食べ方をしてみたら意外といける!歯ごたえ抜群のベトナム産ビーフとクリーミーなパテが混ざり合い口の中で柔らかくなりました。なるほど、これなら下ごしらえせずとも硬い肉でも柔らかく召し上がれる、、、。自宅で料理をする時も肉を柔らかくする裏ワザとして、塩麹、ヨーグルト、果物と一緒に漬け込む方法がありますが、パテを乗せて食べれば手っ取り早く美味しく食べれます。
早朝から活気のあるビーフステーキ専門店。肉を味わう目的というよりは、現地の人々の食生活を体験するのに是非足を運んで頂きたいです。
店名:Quán Beefsteak Nam Sơn
住所:200 Bis Nguyen Thi Minh Khai Ward 6, District 3 Ho Chi Minh City, Viet Nam
営業時間:6:00~21:30
電話番号:+84 8 3930 3917
※以前は2店舗ありましたが、2019年5月現在は上記店舗のみ