公開日:2020/07/03
ホーチミンに現れた歌舞伎町?!ヘンテコ日本語に溢れたインスタ映えスポット
ホーチミンで有名な日本人街といえばレタントン(Lê Thánh Tôn)が挙がるかと思います。ですが最近、ホーチミンに新しく日本の歌舞伎町に似たネオン街風の居酒屋が突如として現れ、ベトナム人の若者や一部日本人の間で話題になっています。今回はそんなホーチミンの歌舞伎町・チルタウン(Chill Town)についてご紹介します。
チルタウンのある場所―トゥードック(Thủ Đức)―
チルタウンがあるのは中心部からは少し離れたトゥードック(Thủ Đức)。中心部の1区から約30分~かかります。トゥードックはローカルエリアのためご存じない方も多いかもしれません。お店の周辺は栄えており、周囲にカフェや洋服屋さんなどもありますが、外国人の方を見かけることは稀です。
上の写真はお店近くの道路になります。
周囲に他に観光地もない中、突如として「チルタウン」というカタカナの看板と真っ赤な入口が現れました。バイクや車で来た際も、店の入口は大きな通りに面しているため見つけやすいかと思います。
ヘンテコな日本語とインスタ映えの店内
このお店の売りは食べ物・飲み物ではなく、店内のインテリアや日本語にあります。
まず入口の「私たちへようこそ」。
そして中には突如として「TSUMORI CHISATO」や「文化服装学院」、漫画喫茶や寿司屋の看板など、、、。どれも看板のみで、実際にそれぞれの店舗の中に入ることはできません。(壁にお店の入り口風のペイントや装飾をしているだけです)
2階に上がる階段脇はNARUTOや名探偵コナンなど、日本の有名アニメのポスターが多数はられています。
2階は飲食用の席はなく、写真を撮るためのスペース。また上の写真は2階から撮った写真になります。夜の暗くなった後は提灯が赤く光り、よりインスタ映えすると人気です。
こちらは飲食店のため、お酒やソフトドリンク、軽食などがあります。今回筆者が行った17:00~18:00はまだ準備中で注文ができませんでした。(Facebookにはお店は17:30~とありますが、17:30にお店に行った際は「注文は18:00から」と店員さんに言われました。そのため注文はできませんでしたが、店内で写真を撮ったりすることはできました)
ビールは3万VND(約150円)~、軽食はローストピーナッツが2万9千VND(約145円)~、と中心部に比べるとリーズナブルかと。カクテルなどもあります。
実はホーチミンを中心に、ベトナムにある若者向けのカフェでは日本語をインテリアに使うことが流行っています。最近は日本語のクオリティも徐々に上がり、今回のお店の入り口の「私たちへようこそ」のように、読めて意味が分かるからこそ、その違和感が面白い言葉も多数あります。ですがここまで一か所にヘンテコ日本語が集まっていることは珍しいので、日本人の方もお酒や軽食を楽しみながら、壁の文字で盛り上がることができるかと。よければこれを機に少し足を延ばして遊びに行ってみて下さい。
お店情報:
店名: Chill Town
住所: 07A Tô Vĩnh Diện, Phường Linh Chiểu, Quận Thủ Đức, HCMC
営業時間:17:30~2:00
Facebook: https://www.facebook.com/phobiachilltown/
※商品の値段や営業時間は時期によって変わっている可能性があります。