公開日:2018/10/26
ホーチミンにいながらロシアを楽しむ!
ホーチミンではベトナム料理はもちろんですが、その他の国の料理もレベルが高いのが嬉しい街。日本でも地方だと中々楽しめないような料理もあったりするので、これを楽しまない手はありませんね。
CCCPと書いてなんて読む?
「シーシーシーピー」と呼びたくなりますが、実はこれキリル文字(ロシア語の文字)で、「エスエスエスエル」という読み方になるそうです。
ニュースその他でよく耳にする国だし、日本からもそんなに遠い国ではないのに、意外と知らないものですね。
そんなロシアの料理といえば、ボルシチ?ピロシキ?そのくらいしか思い浮かばない人も多いと思うのですが、もちろん、その他にも色々美味しい料理があります。
でも、まずはボルシチ。
ボルシチの赤い色の由来はビーツですが、日本ではフレッシュなビーツが中々使えないので缶詰が使われてることが多いです。
でもベトナムなら、フレッシュなビーツがとてもお安く、年中安定的に手に入るので、もちろんこちらのボルシチはフレッシュビーツから作られています。
その色と煮込み、というジャンルから、なんとなくビーフシチューのようなものを想像してしまいがちですが、フレッシュビーツから作られたボルシチは野菜の旨味が満載で、あっさりしたもの。とても味わい深いです。
ボルシチに添えたいのはこちらの黒パン。ロシアのパンといえばこの黒パンで、ライ麦がふんだんに使われた味わい深い濃厚なパン。
そしてこちらはピロシキ、ではないのですが、パリッとした生地に包まれた肉餡が美味しい揚げ焼き餃子のような一品。ビールが進みそうですね。
こちらはロシア料理ではポピュラーな一品である、ペリメニ。水餃子のような趣がありますが、小ぶりで生地がツルンとしており食べやすく、クリーミーなソースが美味しさを増します。
意外なところでは、なんと蕎麦の実を使った料理が。
蕎麦というと、なんとなく和の食材のような気がしますが、寒くあまり肥沃でない土地でよく育つ蕎麦は、考えてみれば、ロシアでよく作られていても不思議はないですね。
ロシアだからこそ、といえば、イクラやニシンも名産で、ニシンはオイル漬けにされているものが多く、お酒のつまみとしてはもってこいですね。
馴染みがないと思っていたロシア料理。食べてみると意外に身近な食材があったり、抵抗なく楽しめるものが多くて嬉しい意外さ。
料金もとてもリーズナブルなので、ロシア料理なんてあまり食べたことがない、という人ほど試しみてほしいお店だと思います。
お店情報
CCCP
住所:48/1 Nguyen BInh Khiem Q1
電話:+84 123 333 8915
営業時間: 07:00 – 23:00
執筆:フードアナリストちぇり
フードアナリストちぇりのホーチミン美味いもん