公開日:2020/07/31
しくじりベトナム移住、筆者みたいになるな!
本記事は7月27日に寄稿されたものになります。
【まさかの2週連続シリーズですが、、、】
『またか?』と思われた読者の方も多いかもしれませんが、これには理由があるのです。
筆者、この記事が出る7月31日でホーチミン生活が満4年となるからです!
そのため、今回の話は筆者の体験談がメインです。
今はコロナ禍で新規入国者が激減しておりますが、これからベトナム、ひいては海外に移住したいという方に向けて、準備しておくべきこと、やっておいて良かったことなどをあげさせていただきます。何度も言いますが、人間は他人の失敗からも学べる唯一の生物です。
ベトナムに限らずの事項
これは各人の状況にもよるところが多いのですが、筆者と同じ独身者・現地採用であれば忘れてはいけないのが、
・海外移住前にお住いの市区町村役所で住民票の転出届を出しておく。
これにより国民健康保険料が発生しなくなります。
併せて国民年金が気になる部分かもしれませんが、これについては説明が長くなるので、詳しくは日本年金機構のHP内で『カラ期間』でお調べください。お知り合いに社労士の方、市役所の年金課にお勤めの方がいれば、直接聞いてみるのも手です。
やっておいてよかった!
以前別の記事でも掲載しましたが、海外で思いのほか困ること、それが歯医者問題です。海外移住までの期間にもよりますが、移住すると決めた日から治せる限りの虫歯は治療しておきましょう。筆者は日本からシンガポールへ移住する直前の1か月で慌てて4本の歯を治療しました。連日の麻酔でフラフラでした(笑) ただ、シンガポールの歯医者に一度行った時の請求額(歯石除去)を見て、この時の決断は間違いじゃなかったと確信いたしました。
意外と忘れてしまうポイント
本日の筆者の小しくじりポイントです。これはシンガポールに移住した時の事例なのですが、、、、 NHKの解約を忘れていました。。。
郵便物の転送を頼んでいた知人からの指摘で気付き、金額もそこまで大きくはないのが不幸中の幸いでしたが、集金に来られるのが面倒で銀行引き落としにしていたために完全に頭の中から抜けていました。
電気・ガス・水道は部屋の退去時に立ち会うので漏れはなかったのですが、、、現在お一人暮らしで、これから海外移住をされる方、是非ともご注意ください。
本日の山場
さて、筆者の一番のしくじりはシンガポールからホーチミンに移住する時です。
この記事を日本で拝見されていて、これからベトナムやその他の国に移住する方にはあまり参考にならないかもしれませんが、今現在、海外にいてこれから別の国へ移住しようという方、慣れって本当に怖いですよ(笑)
舐めてた、、、完全に舐めてました。。
日本国内で近場に引っ越しをしたり、転勤をする場合でもそれなりに苦労はあると思いますが、国をまたぐ移住、転職は当然ながらそれ相応の事前準備が必要となります。なるのですが、、、
- 日本⇒シンガポール:準備期間:約6か月、事前に転職先確保、住居も知人とシェアハウスを確保。
- シンガポール⇒ホーチミン:準備期間:正式に移住日を決めたのが1週間前、ニート、家無し(安ホテルのみ確保)
と完全に舐め切った事前準備具合でホーチミンに移住してしまいました。
移住前にホーチミンに2回くらい旅行、多少ですが知人もいたので『イケる』という謎の根拠で移住完了。まぁここから半年から1年くらいが結構大変でした(笑)、起業した今の方が楽なぐらいです。
【まとめ】
この記事をご覧になっているということは、既にQUICK VIENAM様をはじめとした人材紹介会社経由で転職活動をされている方なので、筆者の様なミスをやらかす方はいないとは思いますが、過去の経験から国をまたぐ転職で『とりあえず行ってから仕事探そう』みたいなノリはお勧めしません。周りでこんな事を言っている人がいたら、全力で止めるか、この記事を読ませてあげてください。
住む国を変えて、そこで生活を安定させるのは思いのほか大変です。それと並行して仕事探しまで行うと相当なエネルギーを使います。仕事は事前に決めていくか、現地で最終選考という持ち球をいくつか持ってから移住を決定しても、遅すぎるということはありません。先週の記事では、会社の立ち上げ時につまずくことが多いと書きましたが、個人も同じです。記事を読まれている皆さまには筆者の失敗談を踏まえ、少しでも快適な海外移住をしていただけたら幸いです。