公開日:2021/05/07
新しくベトナムに来た方向け、もしも再び外出制限が出た場合の過ごし方
※本記事は5月3日に寄稿したものとなります。
タイミングがやたらと絶妙、、、
2月のテト休暇の直前でもそうでしたが、ベトナムの連休前には見計らったかのように市中感染が発生しますね。
参考リンク)
https://www.viet-jo.com/news/social/210429220016.html
https://poste-vn.com/news/2021-04-30-10640
https://www.viet-jo.com/news/social/210502214553.html
このままいつものように何事もなく2~3週間で収まってくれればよいのですが、ひどくなる場合はホーチミン市でも昨年のように外出制限などが出てしまう可能性もあります。
そこで今回はここ半年くらいの間にベトナム・ホーチミンに来た方向けに、外出制限が出てしまった場合に備えて昨年の事例と過ごし方のご紹介をさせていただきます。
昨年の外出制限のおさらい
昨年、2020年の3月末ごろから3週間ほど、ベトナム版緊急事態宣言ともいえる政府の指示が出ました。
これにより、連休直前に出たバーやカラオケなどの営業停止に加えて、映画館やマッサージやスパの営業停止、カフェやレストランの店内飲食の禁止、ジムなどのスポーツ施設の運営停止、不要不急の外出を控える、などの厳しい要請、規制がありました。
こういった日常生活の制限に加え、大人数が集まることの禁止、必須な産業以外の営業自粛依頼も出ており、多くの企業様が在宅ワークに切り替えました。規制に引っかからない少人数の企業様でも、政府からの罰則を恐れたオフィスビルのオーナーなどの要請もあり日々の通勤や人々の移動が無くなり、ホーチミン市の中心部が昼間でもゴーストタウンのようになりました。
外出制限が出ても出来たこと
厳しい外出制限や店舗の営業制限がありましたが、以下の様なことは可能でした。
・レストランのデリバリー、持ち帰り
・飲用水の配達
・コンビニやスーパーへの買い出し
以前こちらのコラムでも触れましたが、昨年のこの時期にデリバリー需要は爆発的に増えています。
このタイミングでデリバリーの使い方、楽さを覚えたという方も筆者の周りに結構います。
参考リンク)ベトナム・ホーチミンの欠かせないインフラについて思うところ
それまでデリバリーや持ち帰りに対応していなかったレストランも一斉に対応を開始いたしましたが、急造かつ慣れない対応により評判を落としてしまい、制限解除後からしばらく客足が戻っていないようなお店もいくつか見られました。
外出制限が出て何がきつかったか
上記の通り、最低限の生活をする分には全く困ることはありませんが、基本的には家と買い物だけの外出となり、あらゆる娯楽が禁止されてしまうので精神的に追い込まれます。
ゲームや動画鑑賞といったインドア趣味をお持ちの方はまだいいのですが、外に出て動きたいという方はなおさらきついです。
昨年ホーチミンから帰国していった知人達の中には『このままここにいてもどうしようもないと思ってしまった』と語る人も多く、自分の意思で帰国の選択が出来る方の意思決定に影響を与えたことがうかがえます。
まとめと続報
本記事を書いている最中に、5月3日の18時からマッサージ、スパ、映画館、ゲーミングカフェの営業停止措置が発表されました。
うーーーむ。。。関連業界の方々には申し訳ないですが、規制はここまでで止まってほしいですね。。。
個人的にも去年の一番厳しい外出制限は体験しないで済むのであれば二度と体験したくないので、、、
とはいえ日本では緊急事態宣言の延長をするのかしないのかゴタゴタして世間が振り回されていますが、ベトナムでは政府が即決・即実行なので、こちらも行動選択をしやすいのが特徴です。
日本のグダグダ対応、過剰な自粛ムードに疲れてしまったという方、転職相談⇒QUICK様、入国相談、WP相談⇒筆者の会社、と窓口は完備されていますので、
思い切ってベトナム転職、起業はいかがでしょうか?(笑)