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公開日:2022/08/11

ホーチミン市のオフィスビルを下から眺めた光景

 

ベトナムに進出する日系企業の業界は製造業がメインですが、近年はIT企業の進出も増えています。

大手IT企業からスタートアップの企業まで規模感は様々です。事業内容としてはオフショア開発を行っている企業が多いです。

今回はそんなオフショア開発拠点として注目されているベトナムの、IT人材の特徴や採用時のアドバイス等ご紹介します。

 

【ベトナムIT企業人材】そもそもオフショア開発とは

ざっくりと言うと、「IT技術の開発・維持・運営などを海外の会社(自社子会社や外部サプライヤー含む)に委託する」ことになります。

具体的には、日本にあるIT会社がITサービスを開発・提供する際に、「開発の一部」や「リリース後の運用」などを全て自社で巻き取るのではなく、海外にある会社に一部委託(作業をお願いする)ことになります。

似た言葉に「ニアショア開発」というものがあり、これは「ニア(near。近い)」という言葉通り、ある事業拠点と距離的に近い企業に作業を委託することです。

例えるならば、東京のIT会社が地方都市(富山など)に作業を外注することになります。

近年はベトナム国内でも「ニアショア開発」が進められるケースもあります。

なぜベトナムでのオフショア開発が人気なのか

具体的には下記の3要因が大きいです。

1.IT人材(IT学部卒)の数が多い
2.賃金の安さ
3.親日的で、時差も少ない

 

以下、具体的に見ていきます。

1.IT人材(IT学部卒)の数が多い
これは、ベトナム政府が国をあげてIT人材を増やしていることが背景にあります。

ベトナムのIT人材は2017年には30万人ほどでしたが、2021年には3倍の90万人以上といわれています。

またIT系学部も多く新設され、今後もIT人材の数は増える・また現地で開発経験が積まれることで徐々に技術レベルも上がると思われます。

2.賃金の安さ
こちらは次の項目で具体的な給与レンジをあげてご紹介します。

3. 親日的で、時差も少ない
ベトナムが親日的な国だとは日本のニュースでもよく言われていますが、外務省の調査によると、ベトナム人回答者の55%が日本語学習に興味があり、最も重要なパートナーかつ信頼できる国として日本を1番に挙げています。

そのため日本語通訳者の採用はもちろん、日本語もできるIT技術者というのも一定数いるため、コミュニケーションの言語的ストレスが低いです。

またベトナム時間は日本からマイナス2時間(日本10:00AMだとベトナム8:00AM)しかなく、日本側とタイムリーなやり取りも可能です

 

ベトナムIT企業人材の平均給与

以下、経験年数による平均給与になります。

JUNIOR(~2年):342~530USD
MID-SENIOR(2~4年):525~1,161USD
SENIOR(5年~):835~1,340USD
MANAGEMENT LEBEL *管理人材(5年~):1,368~2,185USD
MANAGEMENT LEBEL *技術人材(5年~):1,560~2,398USD
DIRECTOR ~ *管理人材(10年~):2,200USD~
DIRECTOR ~ *技術人材(10年~):2,600USD~

参考資料:TOP Dev( https://topdev.vn/page/vietnam-it-market-reports)

マネジメントレベルになってくると、管理人材よりも技術人材(現場よりの人)の方が給与は高い傾向にあります。

上記はあくまで平均で、開発言語や英語・日本語コミュニケーションレベル、留学経験や外資系企業での就労経験の有無によって、経験ある人の給与は更に上がります。

 

ベトナムIT企業人材を採用する際の注意点

 

ホーチミン市グエンフエ通りの有名ホテルと池

 

他のポジション採用と比べると、下記に注意して頂けたらと思います。

・スピーディーな選考
→人材の「需要>>供給」状態が続いているため、経験者は内定が獲得しやすい状態になります。

そうなると選考に時間をかけている間に他社内定が決定し、採用機会を逸するケースも多々あります。

※求職者様も比較検討するケースもありますが、現職よりも条件が良い場合は早く内定が出た企業に転職するケースも多いです。

・IT人材専門の求人サイトやコミュニティー、リファーラル採用の活用
→他のポジションと異なり、IT人材は彼ら特有のコミュニティーで情報交換・収集をしているケースが多いです。

調査によると、IT人材の転職活動ソースは以下の通りです。
1位:求人サイト(約50%)
2位:ITコミュニティーやブログ(約29%)
3位:ソーシャルメディア(FacebookやLinkedInなど)(約22%)
4位:イベントやカンファレンス(約21%)
5位:企業の採用ページ(約13%)

上記のように、企業の採用ページは求人サイトやコミュニティーに比べると割合が低いため、いかにそれらのコミュニティーで採用活動を効率的に行うかが重要になります。(例えば、有名なIT専攻求人サイトはTOPDEVやITVIECなどがあります)

・給与以外の福利厚生
→給与以外の福利厚生だと、ベトナム特有(日本でも一部ありますが)としてよく挙げられるのは「社員旅行」や「食事会」「社内スポーツサークル」「(女性の日・誕生日などの)ボーナス」など、交流が生まれるような内容をイメージする方も多いかもしれません。

以下もよろしければご参照下さい。

ベトナム人事の基本⑤(ベトナム進出日系企業の福利厚生や手当一覧)

IT人材は平均年齢も若く、上記のような内容も喜ばれたり、結果的に会社への愛着が増すなどの効果も期待されます。

ですが中には、どちらかというと単独行動派の人も一定数います。

そういった人たちにも喜ばれるアプローチとしては、例えば「フレックスタイム制の導入」「在宅勤務」「職場環境の整備(通勤の便利な場所やオシャレ感など)」「各種手当の充実(研修手当・語学手当)」など、就業条件・環境のフレキシブルさが考えられます。

採用時のコンペティターは他日系企業だけではなく、欧米系企業も含まれます。

そして給与的には欧米系企業の方が高い傾向にある中、どのように自社の魅力を形作り、分かりやすく発信するかも重要になります。

いかがでしたでしょうか?

日本ではここ数年はずっとIT人材不足が叫ばれ、ベトナム含めた海外での開発に期待が高まっています。

ベトナムでの人材採用はもちろん、既存社員の離職率を下げるための施策となる、従業員満足度調査サービスも弊社は取り扱っています。

弊社サービス詳細:

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採用・企業運営でお悩みがある際は、ぜひクイックベトナムにご相談下さい。

参考資料
TOP Dev: https://topdev.vn/page/vietnam-it-market-reports

クイックベトナム 【執筆者】クイックベトナム Facebook QUICK VIETNAM CO.,LTD 親会社の(株)クイックは東証プライム市場上場企業で安心。ベトナム12年の実績があり正規人材紹介ライセンス取得業者。ベトナム歴の長いキャリアコンサルタントが在籍。
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