公開日:2020/06/26
ホーチミンでよくある事例が身近で起きました!
※本記事は6月22日に寄稿したものになります。
【事件は忘れた頃にやってきます】
皆さま覚えていますでしょうか?私がここQUICK VIETNAM様にコラムを寄稿し始めたころの記事で、ひったくりにはご注意を!という内容で記事を書いておりました。
Google検索で『ホーチミン ひったくり』で調べると2万件くらい似たような記事が出てくるのですが、同じような記事が沢山出てくるということは、それだけ頻繁に起きているということです。
そしてそんなよくある事件・ひったくりが、つい先日私の身近でも起きてしまいましたので、(私ではありません)ホーチミン滞在が長くなってきた方には注意喚起、これからの渡航待ちの方には心構えとして、事件のパターンを記事にさせていただきます。
※個人が特定されないように一部フィクションを混ぜています。
やられやすい条件
以前書いた記事とも少し被るのですが、大事なポイントなので何回も言います。
・夜間の人通りの少ない場所
・体調不良や酒酔いなど前後不覚な状態
・少し高そうなカバンなど、金目の物を所持している
この3つのうち2つくらいを失くすだけで被害に遭う確率はグンと下がります。
事件の顛末
さて、このたび私の知人に起きたケースは以下のような顛末です。
・深夜に泥酔して帰宅(タクシー)。
・ビジネスバッグに財布やパスポートなどの貴重品を入れていた。
・家の周りはあまり人気が無いが、その時はベトナム人男女二人組が近寄ってきた。
・よく記憶にないが、二人組の女性の方が抱きついてきた。
はい、フリーペーパーの広告や、大使館のHPでもありそうな見事なテンプレ案件です!学校の教科書だったら、太字で書いてありそうな内容です。
対策も何通りかある
今回のケースで対策に気を付けるべきなポイントは、自宅近くで発生していることです。つまり、『行動パターンをターゲッティングされている可能性が高い』ということです。これが路上でやられたのであれば、次回からそのあたりを通らないことで防げると思いますが、自宅の場所がある程度バレていて、行動パターンもバレているのであれば、引っ越しも検討した方が良いかもしれません。
まとめ
東南アジアというか海外、特に発展途上国において、ひったくりは挨拶のようなものといっていいぐらい日常茶飯事です。
警察も一応対応はしてくれるようですが、ベースには『やられる方が悪い』という発想があります。同じ方が短期間に複数回、同じようなパターンで被害に遭うケースも耳にします。
以前の記事でも記載しましたが、今回はさらにそれを強化して『夜間に寄ってくるベトナム人は全員盗っ人だと思って警戒してください』
被害に遭いたくないのであれば、このぐらいの警戒態勢を敷いておけば少しはマシかと思います。ひったくり犯も楽に盗れる相手を狙ってますので、もっと警戒心の薄い人をターゲットに変えてくれるでしょう。