公開日:2018/08/17
ベトナム現地採用から日本本社採用のベトナム駐在員へ
日本は転職者有利の売り手市場
日本の2018年5月の有効求人倍率は1.6倍になっています。(一人に求職者について1.6件の求人がある状況)前月から0.01ポイント上昇し44年4カ月ぶりの高水準となっております。うち正社員は過去最高を更新している状況。総務省が29日発表した5月の完全失業率(季節調整値)は2.2%と、25年7カ月ぶりの低水準。働く意思のある人なら働ける「完全雇用」の状況が続いています。優秀人材の確保は各社の事業課題とも言える状況です。
日本本社からの海外勤務(出向)希望者が少ない?
業界により異なりますが、日本でも人不足で多忙な状況になっている中、海外に人を出せない企業事情や働く人もそれなりに充実している日本国内の状況化で生活環境や語学が違う海外勤務を希望している人は少ないです。そもそも日本国内の転勤すら嫌がる傾向が若手日本人には多いです。自社内では英語堪能や海外対応を柔軟に対応できそうな人が少ない事なども要因ではあります。とは言えグローバル化に対応する事は企業の生き残りとして必然にはなってはいます。海外ビジネスは日本のどの産業でも必然にはなってはいます。ベトナム進出日系企業についても新規進出や既存進出企業の事業拡張など勢いはあります。
現地採用から日本採用への切り替えチャンス拡大
弊社にご相談頂くベトナム進出日系企業からは、最初は現地採用からスタートするが本人が日本帰国したい場合は日本採用で検討頂けるパターンは多いです。最近の売り手市場を反映して、そもそも現地採用募集で選考を進めていたが、優秀な人の場合は長期的に活躍頂きたい為に本社採用枠で内定提示をするパターンなどもあります。あとは5年後や建築系や会計系など有資格者の場合は自動的に日本採用枠に切り替えを前提としているパターンなどもあります。日本で競争倍率が高い海外駐在求人を探すよりも、比較的採用ハードルが低い現地採用を選択して、結果的には海外駐在を実現している方も増加しています。業界的には建築・建設業界、物流業界、IT業界、中小メーカーなど日本国内でも人不足の業界が狙い目にはなります。日本本社から見ると採用チャネルが多様化している状況とも言えます。
このタイミング的には将来のチャンス拡大中ベトナム現地採用
ベストタイミングとは言わないまでも人手不足感がある環境では企業側が採用ハードルを下げる傾向はあります。リベンジ転職ではございませんが、新卒で入社できなかった憧れのグローバル企業にベトナム現地採用をきっかけに日本採用での入社の可能性もあります。いつか海外でお仕事を考えている方については売り手市場(若手人不足)の今こそ将来的にも可能性が広がるベトナム転職(就労)に挑戦して頂きたいです。
弊社では日本採用の駐在員求人も多数ございます。
転職無料相談も随時受付けています。お気軽にご連絡お待ちしています。