公開日:2019/07/12
ホーチミン市民憩いの場、サイゴン動植物園!緑のオアシスや、ゆる~い動物イラストに癒されませんか?
アジア最古の動物園と言われるサイゴン動植物園。世界では6番目に古い動物園で、2019年現在で開園155年になりました。フランス植民地時代から存在し、ベトナム戦争をくぐりぬけ、現在に至ります。そんな歴史ある動植物園ですが、遊園地ゾーンのアトラクションや、その他の展示内容も、時代とともに変わっています。まだサイゴン動植物園を訪れたことがない人も、かつて訪れた人も、「今」のサイゴン動植物園を見に行ってみませんか?
入場料金および園内マップ
入場料金は、身長で分かれています。金額は以下の通りです。
1m以下 :無料
1m~1.3m :3万ドン
1.3m以上 :5万ドン
入場料を払うと、前は紙のチケットでしたが、現在はプラスチックのカードが渡されます。こちらのカードは入場ゲートで回収されるので、持っているのはチケット売場から入場ゲートまでの、ほんの数mだけです。
園内に入ると、右手に園内マップがイラストで描かれているので、気になる動物の場所をチェックしましょう。園内に決められた順路はなく、好きなように回ることができます。
どんな動物がいるの?
トラ、象、ワニやその他の爬虫類まで、、、動物は100種類以上、その数1000頭以上いると言われています。時間帯によっては見ることができない動物もいますが、種類が多いので、他の動物を見て時間をつぶすことができます。
運が良いと、エサやりの様子も見られます。園内が広いため、人が混雑して見られないということもめったになく、落ち着いて見て回ることができます。
サイゴン動植物園の癒しポイント
暑いベトナムで、わざわざ動物を見に行くのは、大人の方にとっては少し面倒に感じるかもしれません。サイゴン動植物園をたびたび訪れる筆者は、サイゴン動植物園は「わざわざ」見に行くのではなく、ふらりと、癒しを求めて気軽に遊びに行ける場所だと思います。今回、私なりの癒しポイントを2点、ご紹介します。
1.緑のオアシス
サイゴン動植物園は、前身が植物園だったこともあり、緑を使った園内の意匠がとても凝られています。
入場ゲートをくぐり、園内に入ると、植物で作られた動物の展示が目に入ります。写真は展示の一部で、実際はもっと多くの展示がありました。
園内各所には、写真のように緑のアーケードがあり、暑さを和らげてくれます。
大きな池や噴水もあり、地元の家族連れはこちらでお弁当やお菓子を食べ、ピクニックを楽しんでいました。
2.ゆるい動物イラスト
園内マップや、各動物の展示の前にある看板のイラストは、それぞれ描き手の個性が表れています。躍動感のあるリアルなイラストや、ゆるいイラスト。見ているだけでも楽しめますし、それをネタに友達と盛り上がることもできます。実はこれらのイラストも、時代とともに、少しずつ変化しているようです。昔訪れたことがある人は、当時の写真と見比べてみてください。初めて訪れた人も、インターネットで検索すれば、昔のイラストを見ることができます。
発展を続けるベトナムには、時代の最先端をいくような刺激的な遊び場が多くあります。町を歩いているだけでも、日本との文化の違いや、人々の勢いに圧倒されることもあるでしょう。たまには、そんな刺激から少し逃れ、緑のオアシスで深呼吸をし、くすりと笑えるイラストに癒されに行きませんか?
サイゴン動植物園(THẢO CẦM VIÊN SÀI GÒN)(SAIGON ZOO & BOTANICAL GARDENS)
住所: 2 Nguyễn Bỉnh Khiêm Quận 1 HCM
営業時間: 7:00 ~ 17:00
電話:028.3829.1425