ホーチミンで食べられるベトナム人の思い出の味、みんな大好き【パパロティ】のコーヒーバン！

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ホーチミンで食べられるベトナム人の思い出の味、みんな大好き【パパロティ】のコーヒーバン！

公開日:2023/05/12

ホーチミンで食べられるベトナム人の思い出の味、みんな大好き【パパロティ】のコーヒーバン！

コーヒーバンと袋

皆さんは“パパロティ（Pappa Roti）”を知っていますか？

筆者含め、弊社日本人スタッフで知っている人は、ベトナム在住歴10年以上の代表の古屋以外にいませんでした。

それに対し、ベトナムでは知らない人がほとんどいない程の高い認知度を誇っており、多くの人は子供のころによく食べた“思い出の味”と言います。

さて、今回はそんな日本人にとってはあまり馴染みのない【パパロティ】についてご紹介致します。

１．“パパロティ（Pappa Roti）”とは？？

● マレーシア発のコーヒーバン（Coffee Bun）チェーン店

“パパロティ”とは2003年にマレーシアにて誕生した大人気コーヒーバンブランドです。

半分に割ったコーヒーバン

コーヒーバンとは、中はふわふわで外はカリカリの甘いコーヒーカラメルでコーティングされた焼き菓子です。中にはとろけるバターが入っていて、一口ごとに異なる味を楽しむことができます。

素朴な味とそこまで大きくないことから、子供のおやつや小腹がすいたときにコーヒーと一緒に楽しんだりするのにぴったりです。

● 海外に400店舗以上も展開！

そんな“パパロティ”はその人気を世界中に広げ、現在では海外に400店舗以上も展開するほどの人気を博しています。（残念ながら日本には店舗展開していません。）

マレーシアのパパロティ本社のホームページにて文化や気候が異なる海外に展開していく中でも、メインの商品であるコーヒーバンのレシピは一貫して同じであると公表しています。それだけその商品に絶対的自身があり、国境を越えて“みんなが好きな味”であることを証明しています。

２．ホーチミンにあるお店と気になるコーヒーパンの味

● ホーチミン市には約10店舗展開中！

ホーチミン市には約１０店舗展開しています。３区、１１区、６区のコープマートやビンタン区（Bình Tân）のイオンモール、７区のクレセントモールに併設されており、買い物ついでに買うことができる便利な立地に多いです。デリバリーも可能なので、比較的どこに住んでいても手に入れることができます。

● 中心地に近い3区にあるお店

店の外観

今回は中心地に最も近い３区のコープマートに併設している店舗に行ってきました。コープマートの入り口の左側にお店があります。コープマートの入り口からでもコーヒーの香りを感じることができ、パパロティに寄るつもりでなくても自然と足がお店の方に向かってしまいます。

● メニュー

メニュー

パパロティの看板メニューのコーヒーバンは一個20,000VND(約100円) 、プラス5,000VND(約25円)でトッピングとして各種ピーナッツ・チョコレート・キャラメル・イチゴ味のコーティングを追加することができます。

コーヒーバンの他にもココナッツ・あずき・さつまいも・かぼちゃの甘いパイや、パイ生地がバンズになったハンバーガーのようなものもあります。

● 店内の窯で焼き上げ

店内の窯で焼いているため、常に焼き立ての香りと味を楽しむことができます。コーヒーの香りはもちろんのこと、半分に割るとホカホカと出てくるバターの甘い香りがたまりません。試されるときは是非その香りも十分に味わっていただければと思います。

３．【おまけ】“パパ”だけじゃない！？“ロティママ”に“ロティボーイ”も？！

家族のイメージ

“ロティ”や“コーヒーバン”に聞きおぼえや見たことがあるという方の中には“パパロティ”とは違った名前で知っているという方もいるかと思います。

実はマレーシアやシンガポールを中心に、似たような（ほとんど同じ）コーヒーバンを提供する“ロティママ”や“ロティボーイ”なるブランドがあるのです。

● “パパ”よりも“ママ”よりも早く生まれた“ボーイ”

“ロティボーイ（Rotiboy）”は1998年にマレーシアで誕生したコーヒーバンブランドです。マレーシア国内だけでなく、シンガポールやインドネシア、フィリピン、韓国などにも店舗を展開しています。見た目や中にバターが入っているという点も含めパパロティのコーヒーバンとの違いはほとんどないように思います。

● シンガポールで生まれた“ママ”

“ロティママ（Roti Mum）”は2004年にシンガポールにてオープンした同じくコーヒーバンのブランドです。シンガポールだけでなくフィリピンやインドネシア、さらにはドバイ（UAE）やカタール、サウジアラビアやイラクなどの中東アジアにも多く進出しています。こちらもコーヒーバンを中心に提供しています。

● そんな“ロティファミリー”？の関係性

同じようなコーヒーバンを提供しているだけで、特別これといった関係性はないようです。インドネシアやサウジアラビアには今のところ３つのブランド全てが店舗を展開しているので、もし機会があれば一度に３種類のコーヒーバンを試してみたいものです。