公開日:2020/10/16
なんだかんだで、ベトナム・ホーチミンは景気が良い??
※本記事は10月12日に寄稿したものとなります。
【ようやく趣向を変えてみました】
前回までは入国手続き関連一色の記事となっておりましたが、今回は少し視点を変えてみます。※入国手続きに関するお話は弊社ブログにて!
手続き依頼の第一陣を完了させ、現在は第二陣の手続き中ですが、依頼をされたお客様の様子から、なんとなくホーチミンの景気の様子がうかがえます。
まだまだ価値は高い
結論から先に申し上げますと、コロナ以前よりは落ちるもののホーチミンの日系企業界隈は景気がよさそうです。弊社でお受けする入国手続きの中で、外国人を入国させる理由の記載をするためにお話をうかがうと、『新規事業の立ち上げ、管理のためにホーチミン赴任』が多く、これをリモートのみで行うのは至難の技のため、多少の費用には目をつぶり、渡航手続きを行っているという事例が多いです。(完了している第一陣は特に)
当然、他社経由で手続きをされた企業様、自社で手続きを完了させた企業様も多く存在しますので、同様の理由での入国は相当数発生しているものと推測できます。
やはりまだまだベトナムの投資先としての価値が高い状況は続きそうですね。
なお、新規事業の立ち上げを決めたが、コロナによる足止めで半年以上凍結してしまったため、時間的にこれ以上待てずにベトナムへの入国を強行するというケースが多く、スケジュール希望が非常にタイトなお客様も多かったのですが(笑)何とか間に合わせることが出来ました。
様子が変わってきた第二陣
第一陣のお客様は8月下旬からご依頼をいただいていたのですが、9月中にベトナム政府から規制変更のニュースが諸々出始めました。これらの変更について本記事でふれるのは割愛しますが、耳障りだけは良いニュースが出ていたため、入国の必要性は高いけど緊急性は高くなかった入国希望の方が依頼を躊躇していました。
結局これらのニュースが出ても手続き内容の実態はほとんど変わらず、ということが徐々に明るみに出て、このことをご理解されて手続きのご依頼をされてきたのが、今の第二陣のお客様です。
第一陣に比べると相談だけの件数も多く、ご家族の帯同希望も増えています。
この第二陣のお客様のベトナム入国が本格化すると、日本人や外国人向けの小売店や飲食店といった内需向けにも活気がもう少し戻ってくるのではないでしょうか。
まとめ
近隣のASEAN諸国を見ても、シンガポールが日本からの渡航の制限を緩和したり、タイが外国人の受入れのニュースで色々と試行錯誤していたり、と今年も終盤になってようやく人の動きがまともに出来るようになって来ております。
ベトナムに関しては以前の様に日本人がビザ免除で気軽に入るには年単位での時間がかかりそうですが、所定の手続きとある程度の費用がクリアできる方であれば、行けないということはありません。
ベトナム転職、事業展開をお考えの方、そろそろ具体的に動き出していい時期ではないでしょうか?海外転職、海外での起業、どちらもすぐに出来る物ではありませんので、、、※筆者の経験上、個人の海外移住は入念に行うなら半年程度は時間をかけた方が良いです。⇒過去記事リンクはこちら
次回の記事更新は11月6日となります。