公開日:2019/01/04
ベトナム在住日本人との異業種交流について
ベトナム在住の日本人は?
ベトナムに在住している日本人は17,266人(2018年度の外務省統計)になります。
2019年現在は長期出張者など入れると20,000人程度はベトナムで生活しているとも言われています。タイの73,000人やシンガポールの36,000人と比較すると多い訳では無いですが、インドネシア、フィリピン、台湾などに住んでいる日本人と同じぐらいは存在しています。世代別で見ると60歳代10%、50歳代18%、40歳代27%、30歳代20%、20歳代6%と若手から中高年まで幅広く生活しています。日本人学校(小学校・中学校)はハノイとホーチミンの2都市にあります。
異業種交流会について
ベトナムは他国とは違い、リタイヤメントビザなどは無く、原則的には働いている人又は帯同家族、結婚相手がベトナム国籍の日本人しか滞在していないです。ハノイにはベトナム日本商工会議所、ダナンにはダナン日本商工会、ホーチミンにはホーチミン日本商工会議所など商工団体もあります。ベトナムでは日本人会も商工会議所が兼ねているのが特徴です。異業種交流会については商工会議所関連、大学のOB会、県人会、スポーツや趣味のサークル、定期飲み会、ゴルフコンペ、父母会、女子会など多種多様に開催されており日本人同士の交流も盛んです。日本人同士助け合って生活しているとも言えます。
もちろん仕事を離れて付き合う場合も多くあります。とは言え仕事関連で住んでいる日本人が大多数のため、取引先、仕入れ先、業界での情報交換などビジネス関連の交流も多いです。
ビジネスでネットワークを広げるには
会食などに同席している日本人同士でも年齢・立場・視座に大きな差があります。
ご自身のアピールばかりでは無く、相手の立場に立つコミニケーションが重要です。
最低限のビジネスマナーとして、名刺交換時には簡単な自社説明を含めた自己紹介や相手への敬意と同時に興味を持っていそうな話の引き出しは準備頂いた方が良いとは思います。日本人同士だからと言って信頼関係はすぐに醸成できる訳では無いです。知人からのビジネス前提での紹介や、最低限の相互理解が出来てから営業などビジネスを話を進めて頂きたいとは思います。ベトナムでは旧正月(テト)前後は忘年会や新年会も多くなります。海外に住んでいる日本人同士、助け合いながら交流を楽しんで頂きたいです。
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