公開日:2019/05/24
2019年最新のホーチミン日本商工会議所(JCCH)と日本・ベトナムの交流について
1993年に発足されたホーチミン日本商工会議所の会員数は1022社(2019年3月)になり、25年かけて1000社を超えて拡大しています。世界にある都市別の日本商工会議所の会員社数ランキングでは、上海日本商工クラブの2,374社、バンコクの日本商工会議所の1,762社に次いで3位になります。ホーチミンでは日系進出企業の半数以上が商工会議所に加盟している事実もありますが、新規進出(新規投資)及び追加投資が継続的に続いている事を示しています。
在ベトナム日本紹介会議所の会員数比較
ベトナムにある3つの日本商工会議所ではハノイにあるベトナム日本商工会議所(JCCI)の727社、ダナン日本商工会議所(JCCID)の130社になり、ベトナム全土では1879社の日系企業数になり、他国と比較しても大きな存在となっています。進出業種も製造業とその他業界が50%ずつになり、製造拠点のみならず、ベトナム内需を狙ったサービス業界も多数進出しています。商工会未加盟の日系企業数を勘案すると2500社近くの日系企業が進出していると言われています。そのため日本人求人数もベトナム現地採用・駐在員採用含めて増加しています。弊社では常時100件以上のベトナム勤務の日本人求人がございます。
ベトナム在留邦人数の推移
ベトナム全土で住んでいる日本人も在留統計では17,266人(ホーチミン9,464人・ハノイ7.802人)となり緩やかに増加しています。在留届を出していない日本人や長期出張を勘案すると3万人弱は日本人が住んでいるとも言われています。IT・BPO業界、サービス業でも進出企業も多く20代・30代の若手日本人も増加しています。
日本在留ベトナム人数の推移
現在は約33万人のベトナム人が日本で生活しています。就労ビザ、技能実習生ビザ、留学ビザなど日本への渡航人数は増加傾向が続いています。今年4月からの特定技能ビザも解禁されて更に増加すると見込まれています。ベトナムにとっても日本が身近な国になっており人の交流も年々深まっており良好な関係が続いています。
近隣諸国にある日本商工会議所
東南アジアへの進出日系企業数はタイが圧倒的に多いのは間違いないですが、商工会の日系企業の会員数だけ見るとベトナムの存在感は高まっているとも言えます。日系企業にとってベトナムはもはやビジネスの拠点として外せない国になっています。近年の国別の新規進出企業数についてもベトナムは他国よりも社数が多く、ビジネスチャンスが広がっている認識が一般化している気がします。日本とベトナムは今後もビジネス・人との交流が益々広がっていく事が予想されています。
ぜひ海外就職のステップとしてベトナム・ホーチミン勤務をご検討頂き、お気軽に弊社まで転職相談をお待ちしています。
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ホーチミン日本商工会議所HP
ベトナム日本商工会議所HP
ダナン日本商工会議所HP