公開日:2020/04/10
ベトナム在住者はどう過ごしている?外出制限中の在宅勤務について
世界で猛威を振るう新型コロナウイルス(Covid-19)。
4月1日よりベトナムでも感染拡大を阻止するため外出制限が発動されましたが、
迅速で効果的な対策も功を奏し、現在国内感染者245名、死者ゼロ名に留めています(4/7現在)
今回は、在宅勤務1週間が経過した現地在住者のリアルな生活をご紹介します。
サンプルは30代女性(弊社スタッフ)
【とある1日のスケジュール】
6:00 鶏の鳴き声と共に起床
現在、 季節の変わり目(乾季⇒雨季へ)のベトナム。暑さに加え、鶏・犬の元気な鳴き声で自然と目が覚ますことができます。
6:30 朝食後、ストレッチに励む
在宅ワークで凝り固まった筋肉をストレッチや散歩などで念入りにほぐします。
バイク・バス・タクシーの交通量が減っているため、市内の空気は澄んでおりとても美味しく感じます。
8:30 テレビ会議で朝礼スタート
メールチェック・一日のスケジュールの確認、その後テレビ会議にて全体朝礼。
各個人のスケジュール・ニュース発表に加え、体調管理など問題無いかチェック。
10:00 打ち合わせ
Skypeにて顧客対応等の仕事の話以外にも、現状のコロナの影響による情報交換は欠かせません。
外出ができず見通しの立たない状況が続いていますので、溜まったストレスや悩み共有など、画面を通して在住者同士で支え合います。
11:00 Skype面談
転職に関しての面談もSkype・LINEなどで対応。在宅ワークをしながら転職活動をされている方も増えています。現状の様子を見ながら転職方向1本に限らず最善策を一緒に考えていきます。
12:00 外で昼食
気分を変えてアパートの共有スペースにてランチタイム。
食事だけは、マンネリ化しないように自炊・デリバリーを交互に組み合わせています。
日光を浴びながら食事を楽しみますが、外の気温は34度超え。。暑くて死にそう。。15分間が限界かと。
13:00 午後の業務スタート
対面が難しいため、SkypeやZoom、時にはLINEやZaloにて適宜確認。
オフィスで勤務していた頃に比べ、コミュニケーションの頻度を多くしています。
15:00 外にて15分間ストレッチタイム
座りっぱなしなので、目・肩、腰をほぐすため適度な運動・ストレッチを挟みましょう。
16:00 ちょっとしたトラブル発生
コミュケーションの行き違いによる小さなトラブルが発生しました。
すぐさま電話などで社内スタッフへ確認。遠隔ですがチャットやLINEですぐ確認し合える状態ですので、オフィス勤務中とほぼ変わらず対処完了。
17:30 業務終了 お疲れ様です。
業務内容を見直し、明日の業務に備えます。気軽に飲み会等の集まりなどが行えないため、一人時間を楽しみます。
【1週間在宅ワークを続けた感想】
元々ミーティングや顧客対応などは、Skype等利用していたためさほど業務上支障は出ていないです。テレワークが難しい業種もある中、幸い最小限で留められる職種なため非常に助かっています。
ベトナムは外出制限中ではあるものの、生活必需品購入のための外出などは問題ないです。※マスク不着用だと罰金が科されます。
他国の完全ロックダウンよりかは外出事態に罰金制度は無く、まだ僅かに自由度は残されています。
正直このまま1年以上の長期戦は厳しいと感じましたが、足元の短期期間は何とか在宅ワークで凌げそうです。
コミュケーションをいつもより多めに
国籍関係無く、一緒に働くスタッフ・部下とは通常よりもコミュケーション回数をできるだけ多めにとることを心掛けましょう。誰しもが危機的状況に対して見通しがつかず不安を感じています。この難局を乗り越えられるよう長期戦へ備えましょう。
今回は、「新型コロナによるベトナムでの在宅ワーク」に焦点を当てコラムを執筆しました。
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