公開日:2018/11/09
日本に住んでいる(在留資格保有)ベトナム人の人数について
現状の日本では中小企業や不人気業界での人不足が深刻化しています。日本の国会でも「特定技能」での新しい在留資格について議論も進んでいます。日本では現在約256万人(2017年12月統計:政府統計)の外国籍の方が住んでいます。今回はベトナム国籍(ベトナム人)の在留資格人数について共有致します。
1:ベトナム人は何人日本に住んでいるか?
現在は約26万2400人のベトナム人が日本で生活しています。日本に住んでいる外国人の10%前後はベトナム人になります。ちなみに国別の在留人数になると1位は中国で約73万人、2位は韓国で約45万人、3位がベトナムで4位がフィリピンで約26万人になっています。アメリカで約5万5000人、ヨーロッパ全域でも約7万5000人程度です。ベトナムに住んでいる日本人は約2万人程度とすると、日本にいるベトナム人の方はその13倍にもなります。
東京都内の飲食店やコンビニなどでベトナム人スタッフを見る機会もあたりまえになっています。
2:26万2400人の在留資格の内訳は?(2017年12月政府統計)
人数的に一番多い在留資格は技能実習生(研修生)としての在留資格者が約12万3000人(46%)、次に日本語学校や大学などへの留学の在留資格者が約72000人(27%)、就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)が2万2000人(8%)になっています。あとは帯同家族や永住者などになります。日本国内での軽犯罪などの多くは技能実習生や一部の留学生がおこしています。日本でのイメージが悪くなっている現実もあります。
3:今後について
技能実習生や留学生の多くはお金を稼ぐために日本に渡航しています。※日本では留学ビザでも週28時間のアルバイト就労を認めています。
技能実習生・留学生共に中国からの日本渡航は減少傾向にあり、今後も自国で稼げる中国人の方が増加するとは思えないです。ネパールからの留学生も2万7000人になり急増はしていますが、ベトナムからの渡航者は今後も増加すると予想されてはいます。日本への留学生数は国別でベトナムが一番になるとも言われています。日本でも身近な外国人としてベトナム人の方と交流は拡大しますし、日本とベトナムはお互いにとって離れられない関係になっている気がします。
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