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2017年ベトナム経済の動向レポート(輸出・輸入)

コンテナ船 ベトナム

2017年度のベトナムGDP成長率は6.81%と10年ぶりの高水準になっています。
政府目標の6.70%も達成しており、ベトナム国内景気は堅調な状況です。
2018年度の政府目標も昨年同様6.70%と安定成長の見通しになっています。
貿易収支も2017年は27億ドルの黒字を確保しており、2016年から連続で

貿易黒字になっています。外貨準備高も520億ドルと過去最高水準でもあります。
今回はベトナムの貿易についての詳細をお伝え致します。

 

1:2017年国別貿易額ランキング(TOP10位)

・貿易額1位は輸入・輸出共に最大の中国になります。
・2位は韓国になり、前年比42%増と昨年2位の米国を抜いています。輸入額が大きくベトナムから見ると最大の貿易赤字国とも言えます。
・日本は米国に次いで4位となっており、重要な貿易相手国ではありますが、韓国の半分中国の1/3程度の貿易額が現状です。親日国ではありますが、ベトナムから見ると経済的には中国・韓国が最重要国になっております。

 

2:主要品目別貿易量(輸出)

・輸出額1位品目は携帯電話・電話部品となり輸出全体の21%とを占めています。多くはサムスンのGalaxyの輸出と言われています。
・2位は繊維・縫製品になっています。中国からの生産移管も含めてアパレル縫製工場は日本への輸出だけではなく、北米も多く行っています。ユニクロもベトナム国内には店舗は存在しておりませんが、生産はベトナムで行っています。

コンテナ船 ベトナム

 

2:主要品目別貿易量(輸入)

・輸入品目1位は「電子・電子部品」が前年比34%増の375億ドルで昨年の1位の「機械・部品」を上回っています。
・1位の「電子・電子部品」、2位の「機械・部品」と3位の「電話・電話部品」は組立(アセンブリ)工場としてベトナムの特徴が表れてはいます。チャイナプラスワンやタイプラスワンと表現されるベトナムでの労働集約型産業はASEAN域内での独自のポジションを構築し始めてもいます。とは言え進出している日系製造業が現地で部品を調達できない状況は課題とも言えます。今後はベトナム国内で、製造業の現地調達比率を高める事はベトナムが取り組む重要なテーマにはなっています。最近ではベトナム政府としても日系裾野産業の誘致も積極的に行ってはいます。

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ベトナム進出日系企業の多くは製造業・商社を中心に貿易(輸出・輸入)を行っています。今後も進出日系企業は事業成長をすることでベトナム経済への貢献できるとも思います。
弊社では電子部品製造・縫製工場での生産管理、品質管理等のクローズ日本人求人も多数ございます。お気軽にお問合せお待ちしています。

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