公開日:2024/10/18
中華好きな方におすすめ!ホーチミン市5区チョロンにある中国寺院、ティエンハウ寺(Chùa Bà Thiên Hậu)の観光レポート
今回はホーチミン市5区の華人街チョロン(Chợ Lớn)にある中国寺院、ティエンハウ寺(Chùa Bà Thiên Hậu)をご紹介します。ホーチミン市最大の華人街チョロンには多くの中国寺院がありますが、その中でも最も有名なものがティエンハウ寺です。
アクセス
場所は5区チョロンのグエンチャイ(Đ. Nguyễn Trãi)通り沿いにあります。ティエンハウ寺までは、オペラハウスやベンタイン市場があるホーチミンの中心地から車で約20分ほどの距離です。
ティエンハウ寺(Chùa Bà Thiên Hậu)とは
ティエンハウ寺は1760年頃に建立され、ベトナムにある中国寺院では最古の寺院と言われています。寺院内は静寂で厳かな雰囲気ですが、筆者が訪れた際は観光客で賑わっていました。ベトナム人の観光客もいれば、欧米人のツアー客も見受けられました。
ティエンハウ寺、別名天后宮は仏教ではなく道教の寺院で、中国文化が根強く反映されています。内部には多くの香炉台があり、全体が線香の煙でまるで霧がかかっているように感じとれます。線香は寺院内で20,000VND(約120円)から購入可能です。
寺院の一番奥には道教の最高神であり、この寺院の名前にもなっている「天后聖母【ベトナム語で Bà Thiên Hậu】」が祀られています。
寺院内部の壁にはピンクのお札がずらりと並んでいます。お札には寄付をした人の名前が書かれているようです。お札の数は数えきれないほどで、どれだけ多くの寄付がこのお寺を支えてきたのか想像できます。このピンクのお札を背景に写真を撮るベトナム人観光客が何人も見受けられました。
そして一番の見どころは、高く吊るされた螺旋状の線香です。線香に願いを書いた赤い御札をつけることができ、それを職員さんが吊してくれます。こちらは1回40,000VND(約240円)で、観光客でも気軽に楽しめるのがポイントです。渦巻き状でとても大きい線香のため通常の線香よりも長い間燃え続けるので、ティエンハウ寺を参拝する時は是非とも体験したいところです。
まとめ
今回はホーチミン市の華人街最古の寺院、ティエンハウ寺をご紹介しました。チョロンを観光する上では外せないスポットとなっていますので、ご興味ある方は是非行ってみてはいかがでしょうか。
基本情報
寺院名称:Hội Quán Tuệ Thành(Tue Thanh Assembly Hall)
営業時間:06:00~17:30
参拝料:無料
インターン生:Sinh