公開日:2023/07/21
【最新】陸路で国境越え!!~ベトナム・カンボジア周遊記①~
今回は費用を最大限に抑えたバックパッカー旅としてホーチミンからカンボジアのプノンペン・シェムリアップを5日間で周ってきた様子を細かくご紹介します。陸路で国境越えをするという経験は日本人にとってはなかなかできないことだと思うので、興味のある方はぜひこのコラムをモデルコースとして参考にしてみてください!
0日目:出発準備
●カンボジアのビザ取得
カンボジアに入国するにはビザが必要となります(ちなみにタイは必要ありません)。ビザの取得方法として入国審査の際に申請するアライバルビザ30 USD(約4,200円)と事前にオンラインで申請し取得することができるeVisa 36USD(約5,000円)の2種類があります。
私は個人的に事前に不安要素を最大限消しておきたいタイプなのでeVisaを選択しましたが、圧倒的にeVisaをお勧めします(あくまでも陸路で国境越えする際は)。詳しくは後のバス乗車のところでご紹介します。eVisaの申請は余裕をもって少なくとも出発の1週間前には済ませることをお勧めします。
また、こちらのページから直接eVisaの申請ができます→https://www.evisa.gov.kh/
●プノンペンまでのバスの予約
バスに関してはオンラインの予約サイトをいろいろと見てみたのですが、やはり直接バス会社に連絡して予約を取るのが一番安く済みました。今回は9月23日公園に面しているPHUONG HENGというバス会社で予約をしました。
9月23日公園に面した通りには複数のバス会社・旅行会社があるのでとりあえずいろいろ周ってみた結果、どこも大体22 USD(約3,000円)前後でプノンペンまで行けるということで、大した差はなかったため受付の方の対応が最も良かった会社を選び、後日電話で予約しました。代金は現金で当日支払うこととなります。
バス会社PHUONG HENGの場所→https://goo.gl/maps/RBag47i7GiQyo25g7
●ドルに換金
カンボジアでは主にアメリカドルとカンボジアリエルの二種類が流通しています。ですがカンボジアリエルに換金する必要は基本ありません。基本郊外でない限りはどこでもドルで支払うことができます。1ドル未満のおつりとして必ずリエル貨幣に換金されて戻ってくるため、逆にリエル消費に苦労します。
また、カンボジアについてからも換金することはできますが、バス移動の際の休憩時間で飲み物を買ったり昼食をとったりする機会があるので事前に換金しておくことをお勧めします。できれば1ドル札や5ドル札等に細かくして持っていくとよいです。
1日目:バス移動~ホーチミン→プノンペン
6:30~バス会社に集合
バスは基本予約したバス会社の前から出発します。予約時に告げられた集合時間に行くとまずバス料金の53万VND(約3,100円)を現金で支払います。ここでeVisaおすすめの理由が明らかに。受付で一旦ビザの確認を行うのですが、アライバルビザで入国する予定だった他の観光客はバス会社に40SUD(約5,500円)を支払って代行してもらう必要があったのです。
空路で行く場合は、空港で個別にアライバルビザを申請し取得できるそうなのですが、バス移動だと団体として入国するので代行してもらわざるを得なかったのです。おそらくそれがこのバス会社の低評価の要因であると思われます。その他のサービスは文句なしでした。
7:00~バス出発
6時50分ごろになるとバスに乗り込み、出発予定時刻7時ぴったりにバスは動き出しました(正直なんとなく数十分遅れることを想定していたので時間の正確さにびっくり)。バスにはフィリピン人バックパッカー1名とフランス人カップル、ベトナム人数名が乗車しており、大型バスの席はスカスカの状態でした。車内はリクライニング可能の清潔感のある椅子が並び、空調が少し効きすぎていた感じはありましたが比較的快適に過ごすことができました。
出発すると、すぐにバスの添乗員のおじさんにパスポートとビザのコピーを提出します(eVisaの際はカンボジア入国する際と出国する際にコピーの提出を求められるので必ず事前にeVisaのコピーを2枚用意しておくようにしましょう)。
10:00~ベトナム出国&カンボジア入国審査
途中一度トイレ休憩があり、ホーチミン出発からちょうど3時間ほどで国境であるモクバイのバベットに到着します。貴重品を持ちバスを降りると出国審査の建物に入って行きます。途中でSIMカードを販売する人たちに声をかけられますが、高めの価格設定のことが多い為ここはスルーします。(価格を気にしない方は個々で購入してもいいかもしれません。カンボジアに入ってからはバス内のWi-Fiも使用できなくなるので、)
まず出国審査では預けてあったパスポートの順番で名前が呼ばれるのでその順に出国審査を受けます。出国審査といってもパスポートの確認だけなのですぐ終わります。その後は建物を出て入国審査なのですが、バスの添乗員さんが一斉にやってくれたのでそのままカンボジア側の外で待っているバスに乗り込み、カンボジア中心地に向け出発です。なので、バベットでの滞在時間は10分ほどでした。
スムーズな入国からプノンペンに向かってバスが走り始めたところで、一つ大事なものを忘れている気が、、、するとフランス人カップルも同じことを思ったようで「パスポートってまだ返してもらってないよね?」と一言。そういえば!と思ったところで添乗員さんが入国スタンプの押されたパスポートの返却を始めました。一瞬ドキリとした入国時の思い出です。パスポートの所在には常にアンテナを張っておくべきということを改めて感じました。
14:25~プノンペン到着
途中に一度トイレ休憩があり、そこで1USD(約140円)のパンを買い、それをもって昼食としました。バベット出発から4時間半ほどでプノンペンのバス会社の前に到着しました。そこでもSIMカードを売る人やトゥクトゥクのおじさんがいろいろ声をかけてきますが、信用できないのでスルー。Google Mapはオフラインでも使用できるのでそれをもとに予約していたホステルまで向かいます。
チェックインの後やっと近くの携帯ショップにてSIMカードを3USD(約420円)で購入しました。たしか一週間は不便なく使えるようなプランだったはずです。実際に使ってみて、速度も速く、インターネットにおいては不便を感じることはありませんでした。また、よほどのことがない限りは滞在先の近くの店でSIMカードを購入することをお勧めします。購入後何かあったら直接店に行って相談することができるためです。
バスの到着場所→https://goo.gl/maps/NSgnE5HMtfNpiqWg6
その後は人生初トゥクトゥクで独立記念塔まで行き(Grabのアプリでトゥクトゥクを呼ぶことができます。値段交渉が不要なので安心です。)、夕日を背に輝くロイヤルパレスを眺めながらトンレサップ川沿いを北に向かって散策し、その先にあるナイトマーケットで夕食を食べ、長い一日を終えました。
・独立記念塔→https://goo.gl/maps/w6QShVtEnsvdwTveA
・ロイヤルパレスが眺められる公園(夕方から夜にかけて行くのがおすすめ)
→https://goo.gl/maps/vughPosYrXueeUin8
・プノンペンナイトマーケット→https://goo.gl/maps/FMapa7EMtR4hB2ts7
クイックベトナムインターン生 Yutaro