公開日:2022/06/03
内定辞退を減らすには?優秀人材を逃がさない面接ノウハウ
1. 面接は応募者からも見られている
せっかく見つけた優秀なベトナム人材に内定を提示しても辞退されてしまう経験は誰しもがあるとは思います。辞退理由は「希望条件とのアンマッチ」や「家族の反対」など、選考プロセス時に既に分かっていそうな内容などが多いです。実は、表面上の理由とは別で辞退している場合が多いです。人材紹介時の現場でも前職と同等、それ以下の条件でも転職する候補者は多数存在します。本音の理由は「面接官の態度が気になっている」とか「訪問した会社の雰囲気が暗かった」「内定理由が良くわからない」など、面接や内定提示の際に細かい情報収集を行っています。SNS上で退職者の評判などで判断している場合もあります。企業が出来る対策は限られますが、面接時の工夫で少しは辞退を抑制できる可能性もありますし、逆に動機形成を強くすることも出来ます。面接は企業が評価しているだけでなく、応募者からも評価されているとの認識は必要になります。
2. 相互理解と情報提供で納得感を高める
面接時の理想の形は応募者が家族や友人に入社を反対された場合に「言い訳」がしっかり出来るような面接を目指して欲しいです。具体的には、内定提示予定の候補者には自社の事業戦略、募集背景、具体的な仕事内容、求める人物などをしっかり情報提供をして頂きたいです。その上で応募者の希望やキャリアパスなどをしっかり確認して欲しいです。また求める人物の人材要件については掘り下げて質問することも重要です。結果的に内定提示する際は、「弊社は応募者Aさまの▲▲のご経験と知識、及びAさまのキャリアの方向性と弊社の戦略の合致度が高い為に内定提示します」など、具体的な内定理由も合せてフィードバックして頂きたいです。仮に内定提示後の周りの家族や友人に反対されても「A社の募集背景は○○で求めているスキルは▲▲で自分自身の□□の経験や知識や性格を評価して内定提示頂いた」と言い訳が出来ます。結果的には動機形成が高まっている為、内定辞退の抑止につながるとは思います。
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