公開日:2018/09/07
ベトナムのサッカー事情
全世界の競技人口が約2億5,000万人、世界で二番目(一番多いのはバスケットボールで4億5,000万人)に競技人口が多い大人気なスポーツ、サッカー。
ベトナムで一番人気なスポーツと言われるほどサッカーがベトナムで多いに盛り上がっています。
ベトナムのFIFAランキングは、102位(2018/8/16)で最高FIFA
ランキングは84位(1998/9/16)となっています。
国内リーグであるVリーグ(日本で言うJリーグ)も1980年創設され、2007年にプロリーグ化しました。
そして最近ベトナムを熱くしたのが、インドネシア・ジャカルタで開催されたアジアサッカー大会です。
この大会に出場する若い世代のベトナム代表は、韓国人のパク・ハンソ監督の指揮により大いに飛躍をしていて、今年初めのAFC U-23選手権では準優勝に輝くなど、ベトナム人から大いに期待されています。中でも今回ベトナム国内を沸かせた注目の19番のNguyen Quang Ha選手。
アジアカップでの試合中は得意なフォワードポジションをやめて、 ベトナム全体のチーム戦術のため、真ん中のボール展開のポジションでも活躍されてました。
<アジア大会観戦の様子>
19:30~VSシリアで、ホーチミン市内中心部にあるグエン・フエ公園に多くの人が集まっています。
この公園は、全長約1キロでそこに巨大スクーンが5個ほどおかれて、何千の人が集まってベトナム代表を応援しています。
みなさん、ハチマキをつけたり、旗を振ったり、ブブゼラ?のような笛を鳴らしていたりとても楽しそうです!
試合結果は、1-0でベトナムの勝利です!
ベトナム人サポーターは、大盛り上がりです。みんな肩を組んだり、笛を鳴らしたりしています。
そして、その盛り上がりは広場だけでなく、旗を持ちバイクに乗ったサポーターによりホーチミン市内に広がります。
たくさんの人が旗を掲げ、笛を鳴らし、歓喜の声をあげながら、バイクで走ります。本当に楽しい空間です!笑
次は、16:00~VS韓国の準決勝です。
公園の周りは、平日の昼間にもかかわらず大勢の人で溢れています。
バイクでは、公園内に入れないのでバイクに乗りながら会場付近で試合を見守るサポーターもいます。
オリジナルTシャツを販売している人や、バイクの入場規制の為に多くの警察官が出動するなど、一大イベントになっています。
なんと後半土砂降りの雨が降ってきてしまいました。さすがのサポーターも屋根がある場所に一旦退避です。5~9月のベトナムは雨期であり、突然の土砂降りの雨はよくあることです。
サポーターの方は雨の中でも試合を楽しんでいます。
雨が若干弱くなり、また広場に駆け出すサポーター達もたくさんいました。
そして、結果は1-3で惜しくも負けてしまいました。
ですが終始、サポーターが一丸となり盛り上がっていて、とても楽しいサッカー観戦でした。
<ベトナムのワークライフバランス>
大いに盛り上がった韓国戦も平日の16:00です。ですが、あのようにたくさんの人が集まれるのは、ベトナムの方はとてもプライベートを重要視しているためだと思います。
平日も残業は比較的少なく、仕事終わりに友人とサッカーを楽しむ方も多いそうです。
ベトナムなら、サッカー観戦はもちろんの事、プライベートも充実させることができますね。
以前の『ワークライフバランス先進国のベトナム』もご参照ください。
by QUICK VIETNAM インターンKOUJI