公開日:2020/07/10
実録!特例便でのベトナム入国の様子・後編
本記事は7月6日に寄稿したものになります。
【前回までのあらすじ】
6月25~27日に渡り日本からベトナムへ入国する方を乗せた特例便が到着いたしました。今回、前回とその特例便に搭乗された方から、実際の日本出発からベトナム到着後の様子を聞かせていただき、記事にさせていただいております。⇒実録!特例便でのベトナム入国の様子・前編
今回はホテルでの隔離生活の様子です。実体験した方にしか分からない辛さが伝わってきます。
※個人からの聞き取りのため、他の方と表現、感じ方が他の方と異なる部分がございますが、ご了承ください。
ようやく一息
先週のトップ絵にも使用し、今週も写真を使用していますが、部屋からの眺望は非常に良いホテルの様です。聞き取りした方も概ね好意的に受け止めています。(以下、原文ママ)
部屋は45~48平米と十分の広さがあるので快適です。
マスクに消毒液は備えられ、飲み水は350ml8本+500ml4本と十分。
ルームサービスはあるし、眺望もハロン湾が見えて抜群。
WiFiも速い方だと思います。
単純計算で1泊1万円以上支払っているので快適じゃなかったらおかしいのですが…
宿泊者200名ぐらいでグループLINEを作りホテルや商工会議所からの情報を共有するのですが、
宿泊者からもグループLINEで質問をできます。
このグループLINEについて、少しツッコミどころがでましたので、これは弊社ブログにて(笑)
数少ない楽しみ、食事は?
こうして綺麗なお部屋での14日間隔離生活が始まりました。ベトナム在住者も外出制限時に数少ない楽しみが食事であったかと思いますが、今回の特例便の方々のお食事はどんな感じなのでしょうか?(以下、原文ママ)
味は美味しいですが、食事の量は多いです。
中華系のベトナム料理というところでしょうか。
パターンとしては…チャーハンに肉と魚と野菜炒め。焼きそばに肉と魚と野菜炒め。など
朝はあまーいヨーグルトがつきますし、昼夜はスイーツがつきます。
朝食7時30分から配膳開始。
昼食12時30分から配膳開始。
夕食18時30分から配膳開始。
部屋内で過ごすので運動不足になり、お腹が減らないので毎食だと多く感じるということかもしれません。
一番気になる部屋での過ごし方
次回の特例便がいつになるかは不明ですが、入国希望を出している方は一番気になる部分かと思います。とにかく部屋から出ることはできないというのは聞いていますが、実態は果たして、、、(以下、原文ママ)
多くのビジネスマン・ビジネスウーマンは部屋内で何をしているのか?全くわかりません。
朝は8時には「ルームサービス」と大声でドアがノックされるので寝坊する心配はありません。
その後の部屋の過ごし方はYouTubeかネットフリックスをかけ続け、仕事をするというもの。
1日2回検温がありますので、「ルームサービス」3回+「検温です!」2回の呼びかけ後、
合計5回はドアの前に行かなければいけません。
食べて、仕事して、YouTubeかネットフリックスを見る。単純な毎日です。
まとめ
2週にわたり、特例便で入国した際の様子を記事にさせていただきました。
欧米での感染拡大は止まらず、日本でも再び新規感染者が増加しており、早くも第二波?と騒がれていますが、各国とも7月から経済活動の再開に舵切りを強行しつつあります。
ベトナム政府も今後ビジネス関係者の受入れは継続して行う見込みですので、前回、今回の記事が特例便での入国を迷っている方の決断の後押しに一役買えることになれば幸いです。