公開日:2019/06/14
ベトナムでのお仕事選択の基準について
弊社にご登録頂いた日本人との面談時に必ず確認させて頂く、ご希望条件や仕事選びの基準について少し整理をしたいと思います。そもそも「何を実現するためにベトナムで働きたいか?」については正解がある訳ではない為、自分自身の判断基準を自己認識する必要は感じます。その判断軸がクリアになればスムーズな転職が実現します。もちろん選択基準については様々な要素を勘案しての総合的な判断にはなりますが、何を大切にするかや何を譲れるかなどの優先順位はつけて頂いた方が将来的なキャリア形成上も経過目標が設定される効果もあます。
職業選択(仕事選び)の要素について
社会心理学では個人が集団に属する誘因について上記の8つの要因に分類しています。転職活動する上でゆずれない要因(必須事項)・大切にしている要因(歓迎事項)などを整理していく必要があります。給与などの条件面については個人の生活環境や価値観により、バラツキが大きい場合も多く、最低必要な待遇面の条件は決めておいても良いとは思います。最終的には総合的に判断するとは思いますが、各項目のウェイトを整理しておくと、判断軸にブレが少なくなります。
例えば待遇面が40%、人間関係が30%、仕事・ミッションが20%、職場環境が10%等、将来のキャリア形成や自己実現を目指して判断基準を明確にして頂きたいです。
一般的には経営に近いポジション程、
①「理念・ビジョンの明快さ」
②「戦略・目標の将来性」
③「事業・商品の明快さ」
④「仕事・ミッションの醍醐味」を選択基準でも重要視される方が多い傾向はあります。
逆に若手やポテンシャル採用のポジションでは
⑧「制度・待遇の充実」
⑦「施設・職場環境の利便性」
⑥「人材・人間関係の豊かさ」
⑤「風土・慣行の親和性」などにウェイトを高くしている場合が多いです。
若手のポテンシャル人材の場合は「ベトナムで働く機会(チャンス)」や「海外就労の経験」などを勝ち取る為に上記の条件を見直して頂いても良いかも知れません。給与・待遇面の経済合理性だけを考えるならならば海外での現地採用は検討しない方が良いかとも思います。
入社後の自己実現に向けて(働く目的12のアングル)
働く目的は十人十色になり、正解や成功も存在しないです。一般論としては働く目的は12のアングルで整理できます。
1.生活の糧としての「お金」
2.人間としての誇りを満たすための「地位」
3.心安らかに暮らすための「安定」
4.生きる場ととらえた職場の「環境」
5.心と体の「健康」
6.夢を描き挑戦する「憧れ」
7.おもしろい人生になる「体験」
8.良い人間関係を重視する「仲間」
9.他人のためになることに喜びを見出す「援助」
10.自分自身を開拓・発見していく「成長」
11.新しい時代を創る「変革」
12.ものを生み出す喜びを得る「創造」
最初に自分自身の働く目的を考えて頂きベトナム転職をリンクさせながら選択基準を作って頂いても良いかも知れません。
最終的には自己納得が高く働ける方が充実したビジネスキャリアを構築しています。すこしシビアな言い方をすればベトナム含めて海外生活の基本的な考え方は自己責任を中心にしてご自身で決断や判断をして頂きたいです。
弊社では無料でキャリア相談・転職相談を随時開催しています。ご自身のお仕事選びに関する判断軸や価値観を整理するためのご登録も大歓迎です。
お気軽にお問合せください。
クイックの人生・ビジネス無料相談