公開日:2021/02/19
2021年ベトナム旧正月(テト)のホーチミン街中の様子
今年は新型コロナの影響もあり、毎年日本帰国・国外旅行をご予定していた方もベトナム国内でお過ごしされていたのではないでしょうか。旧正月(テト)期間は、地方へ帰省している多く連休スタートと共に少しづつ町中から人影が無くなっていきます。今回初めてのベトナムテト旧正月休暇を国内で過ごすことができたので街中の様子をご紹介致します。
こちらは通常のベトナム旧正月の過ごし方(北部・南部)をご紹介したコラムです。
◆ベトナム北部・サムソン市でテト(旧正月)を体験
◆ベトナム旧正月① (市街地ver.)
◆ベトナム旧正月② (過ごし方ver.)
旧正月名物 ホーチミン・グエンフエ通りフラワーロード
開催期間:2月9日~15日
毎年恒例の旧正月テト名物のフラワーロード。今年の干支、牛(水牛)や色とりどりの花に囲まれた全長700M区間のイベントです。感染防止策として、入場規制・マスク着用義務付けがあり例年に比べて来場者数は少なかったようです。写真撮影のためマスクを外す方が居ればすぐさま警備員から注意されており、徹底的に監視されていました。例年よりは半分未満の来場だったこともあり、逆に写真撮影のしやすい環境ではありました。
まもなく開通予定(今年?)のホーチミン都市鉄道1号線の車両もお披露目されておりました。目新しい車両内を撮影したり、座席シートの座り心地を確認する方が多く、若干密状態ではありました。
感染拡大防止のために午後17時で入場は禁止されておりました。17時以降もライトアップだけはされていたので、何とか見物しようとサイゴン川沿いの入り口方面はバイクで渋滞していました
Diamond Plaza前
こちらは、韓国系ショッピングモールのエントランスです。元旦営業はされてませんでしたが、アオザイに身を包んだ方が大勢おり、撮影会が行われています。女性だけでなく男性アオザイも一部お目にかかれるので個性あふれるアオザイを楽しむことができます。
5区チョロン街(中華街)
もちろん日本のように寺院に初詣する方もいらっしゃいます。テト明けはなるべく早く参拝した方が縁起が良いとされています。※年明け4日目(2月16日)の様子 今年は参拝客が少なった模様
今年は元旦の打ち上げ花火も自粛し、少し寂しげなベトナム旧正月でしたがささやかなお祝いごととして各地で密集しないよう入場規制などを図りながらイベントが行われておりました。来年は無事例年通り旧正月のお祝いムードが各地で楽しめるよう祈るばかりです。