公開日:2017/07/28
日本語を学んでいるベトナム人学生について
ベトナム全土で日本語学部がある大学は30校にもなります。
日本語学校も多数あります。最大手の日本語学校は学生数が5000名を超えてもいます。
ベトナムへの日系進出企業数の増加や、日本渡航へのビザ緩和、日本食ブームなどもあり、非常に日本語を学習するベトナム人は多いです。
ホーチミンのレタントン通りにある日本食レストランのベトナム人スタッフは日本語で対応しています。
日本語を学ぶきっかけはコナンなどのアニメ、マンガ、ネットなど多岐にわたりますが、日系企業への就職はスキルが学べて、給料も高い印象は持っている方が多いです。
とは言え高校まで日本語に触れる機会がない少ないベトナムでは大学4年間で日本語を学んでも、ビジネスで使えるN2(日本語能力試験:JLPT)以上の学生は全体の30%ぐらいの印象です。
日本語能力が中途半端なレベルが多いのも現実ではありますが、日本語でコミニケーションを取れるのは生活する日本人にとってはは安心できます。
日系企業が求めるレベルはN1、N2が多いのはミスマッチ構造ではあります。
日本への留学もブームになっており、現在日本へ留学しているベトナム人は約6万人と言われています。
今後はビジネスで活躍できる日本語人材も期待できます。