公開日:2022/05/10
ホーチミン市内から電車で約90分ほどの、クチトンネルをご紹介します。
市内から北西約70キロメートの距離にあり、ベトナム戦争史跡公園となっています。
南ベトナム解放民族戦線 (いわゆるベトコン)によってゲリラ戦の根拠地として作られて地下トンネルのネットワーク全長は200Km以上にもなります。
まずは3枚つづりのチケットを受け取りますが、ベトナム人と外国人では値段が異なります。
このチケットで、2か所のルートでの見学とキャッサバの試食が出来ます。
個人で行ったため、ベトナム語の案内です。
基本的に何を言っているかは分かりませんが、雰囲気を掴むにはとても良いです。
クチトンネルにある展示物の数々
至る所に蝋人形が設置されています。少し怖いです。
また、とおりすぎる間(恐らく手動)には戦時中の雰囲気を醸し出す、音楽が流れます。
ここには何があると思いますか??
このように奇襲作戦で使われた、穴があります。
とても狭く入るのも一苦労です。また、沢山のトラップを仕掛けていたようです。
ベトナムは長期に渡る戦いの中で、物資や資金不足だったため、アメリカ軍の不発弾をリサイクルし武器を作っていたようです。
長期間の戦争をしていたため、クチトンネル周辺は学校や病院・市場など街が形成されています。
ベトナム戦争でアメリカ軍を撤退させた裏側には、当時の人々の戦略や知恵があるようです。
最終的に米軍を撤退へ追い込んだベトナム人の忍耐力と粘り強さを肌で感じる事ができます。
あまり知らずに訪れてしまいましたが、とても感心させられました。
クチトンネルで食べられるレストランについて
Bò Tơ Hai Nghẹo
そして、クチトンネルの見学後に、近くのレストランでクチ料理を食べました。
ライスペーパーにお好みで野菜や、豚肉のような牛肉を載せます。
脂身の多い部位で、日本ではあまり食べられない部位なので、牛肉と言われてもピンときません。
他にも沢山の料理を注文しましたが、1人500円程度ととてもリーズナブルに名物料理を堪能出来ます!
ホーチミン市内には博物館があり、戦争の歴史を感じることができますが、少し離れたクチでは戦時下の暮らしや遺産を肌身で感じることが出来ます。
在住者なら一度は訪れるべきスポットです。
名称:クチトンネル(Cu Chi Tunnel)
住所:Phu Hiep Hamlet, Phu My Hung Commune, Cu Chi