公開日:2025/08/29
ベトナムの独立、ベトナム戦争証跡博物館

写真①
ベトナムは今年で建国80年を迎えました。今のベトナムがあるのは昔のベトナムがあったおかげです。ベトナムがどのようにして独立できたか、どのような道を歩んできたのか、その答えを知ることができるのがこの博物館です。
場所・中の様子

写真②
場所はホーチミン市の中心部(1区)にあります。ベンタイン市場から車で約5分、徒歩なら15分ほどの距離です。
大通りに面しており、入り口前には戦車や戦闘機が展示されているので一目でわかります。周辺は政府関連の建物や公園が多く、落ち着いた雰囲気の地区です。初めて訪れる人にとってもわかりやすい場所にあり、ホーチミン観光では必ずといってよいほど立ち寄られる定番スポットです。

写真③
博物館は3階建てになっています。1階にはお土産スペースとベトナム戦争に対する海外のデモのことが展示されています。2、3階はベトナムの戦時中の様子の写真や、実際に使用された武器などが展示されています。日本とは少しタイプの違う戦争のため、衝撃的でした。
歴史の流れ
• 第二次世界大戦後(1945年)
・ホー・チ・ミンが独立を宣言し、ベトナム民主共和国を成立
・旧宗主国フランスと対立し、第一次インドシナ戦争へ
• 1954年 ジュネーブ協定
・フランス敗北、ベトナムは北と南に分断
・北は共産主義のホー・チ・ミン政権
・南はアメリカの支援を受ける政府(ゴ・ディン・ジエム政権)
・冷戦下で「共産主義 vs 自由主義」の対立が強まる
• 1960年代 初め
・南で政府に反発する勢力(南ベトナム解放民族戦線=ベトコン)が活動
・北からの支援を受けて勢力を拡大し、南全体が不安定化
• 1965年以降
・アメリカが「共産主義拡大を防ぐ」として本格的に軍事介入
・北爆や地上戦を展開するが、ジャングルでのゲリラ戦に苦戦
・戦争は泥沼化し、多くの犠牲者が出る
・同時にアメリカ国内で反戦運動が広がり、世論の反発が強まる
• 1973年
・パリ和平協定によりアメリカ軍が撤退
・南ベトナム政府は孤立し、軍事的に弱体化
• 1975年
・北ベトナム軍が南の首都サイゴンを制圧
・ベトナムは社会主義体制の下で統一される
・長く続いた戦争は終わったが、国の復興には大きな時間がかかった
ベトナム建国の父「ホー・チ・ミン」

写真④
ベトナムの第2都市「ホーチミン」はこの独立宣言をしたホー・チ・ミン氏が由来でつけられました。そして、ホー・チ・ミン氏はお札にも顔写真が使われています。ベトナムのお札は値段が違っても、顔写真はすべてホー・チ・ミン氏です。このような影響からホー・チ・ミン氏の存在は国にとって大きなものであることがわかります。
終わりに

写真⑤
博物館を見学して、戦争の悲惨さを再認識することができました。2度と戦争を起こしてはならないと心の底から思えました。
実際に使われた武器、そして当時の写真や資料が数多く展示されているため、歴史の重みを体感できます。ホーチミンを訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ベトナム戦争証跡博物館情報
住所:28 Võ Văn Tần, Phường 6, Quận 3, Thành phố Hồ Chí Minh, Vietnam
電話:028 3930 5587
入場料金:大人 :40,000ドン(約200円)
6~16歳 :20,000ドン(約110円)
6歳未満 :無料
インターン生 Renji