公開日:2017/10/13
東南アジアでの海外移住について
日本を離れてベトナム含めて東南アジアでの海外移住したい方のご相談も多数頂きます。
代表的な海外移住希望国としてはシンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンになります。各国ともリタイアメントビザ等もあり、お仕事をされていなくても条件を満たして入れば長期滞在が可能です。
※シンガポールはLong Term Social Visa にはなります。残念ながらベトナムではリタイヤメントビザはございません。
当然、海外移住については目的も様々になります。温暖な国でゆっくり生活したい。日本との物価差がある国でゆとりを持って生活したい。子供の教育を考えて移住したい。発展する海外で仕事がしたい。発展途上国で貢献したい。旦那様や奥様が東南アジア籍の方でその母国で生活したい。とにかく閉塞感のある日本を離れて生活したい。。。
「幸せ!ボンビーガール」や優雅なリタイア生活などのTVで取り上げている情報は表面的な事実であり、本質的な課題もあります。(ビザ、治安、医療レベル、各種保険、年金、税金、送金規制、将来のキャリア等)
長期的に海外移住する場合は最低限ご自身で渡航して、自分で確認することや住んでいる方に直接お話しをされる事をお勧めします。(各国の不動産会社や海外移住斡旋、人材紹介会社などは良い点だけに偏ってアピールしている場合が多いです。)
東南アジアから見れば日本はある意味極東にある大きな島国になります。
日本人が日本よりも全ての面で過ごしやすい国は無いとの前提は必要な気がします。日本食はアジア各国でブームになっておりますのでどの国でも食べる事は可能ですが、日本よりもコストパフォーマンスが良い国は存在しないです。長期滞在すればするほど、日本食を必要とする方が多い印象ですし、リタイアされている方の多くは日本食を自炊しているのが現実にはなります。
海外移住目的に合わせて、各国や地域の言語、治安、物価、医療、気候、宗教、教育、人種、など基礎的は条件を一度確認されて検討頂ければとは思います。
最後にベトナムのホーチミンは立地的には東南アジアのどこの国にもアクセスしやすく、LCCなど利用すれば日本国内を旅行する感じで海外旅行には行けます。特に隣国のカンボジアへはバスで片道1000円ぐらいでも行けます。
ぜひ海外転職や海外就職の一歩をベトナムからスタートしてみても良いかとは思います。
こちらもぜひご参考に一読いただけると幸いです。
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