公開日:2020/04/10
ベトナム・コンサル会社として困ったポイント
本記事は4月6日に寄稿されたものとなります。
【まずはおさらい】
3/31付で発表、4/1から外出制限などがさらに厳しめになりました。
これに伴い、4/1から完全に在宅勤務や社員半分ずつをローテーションにする企業様が一気に増えました。
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona0401.html (在ベトナム日本大使館HP)
実生活では何か変わったか?
さて、3/28に出た外出制限と何か変わったか?と言われますと、、、、、私個人の実感としては全く変わっていません。
ただ4輪車のサービスが停止(タクシーだけでなくGrabも)となったので、レンタカーを手配されていない企業様などは移動方法を再考する必要が出ています。
ただし、ついに仕事で一部支障が、、、
個人の生活では問題ないのですが、仕事側で一部支障が出ています。。。
上記の在ベトナム日本大使館HPの中の3.が該当箇所なのですが、ベトナム入管にて、ビザの延長申請手続きが4月15日まで停止となりました。
※16日以降は再開の見込みと聞いてはおりますが、、、
弊社でも数件ビザの延長依頼をいただいておりましたが、4月1日以降にお受けした案件は現在停止中です。
弊社事業の中でビザ関係はお客様にアプローチしやすい事業ではありますが、売上的に主力になる事業では無いので、ダメージは少なく済んでおります。
ちなみに念のための豆知識
さて、ベトナムよりも公表されている感染者ははるかに多い日本ですが、外出については自粛要請となっています。
世間では『外出禁止をなぜ出さない?』と声をあげている方も多いのですが、少し調べると日本では外出を禁止にするための法律が無い、というのが最大のポイントの様です。(戦前は戒厳令などがあったので簡単にできたようですが、、、)
※4/6現在、近く発動が予定されている非常事態宣言でも、外出禁止までは出来ません。
人の人権を制限するための法律が無いので、強制的に制限することが出来ないというロジックですね。
平時なら問題ないですが、緊急時にはその自由が足かせになる。民主国家のジレンマというべきでしょうか。。。
そのため、現在日本で出ている外出自粛要請というのが、政府や自治体が出来る最大限の指示なのです。罰則の無い要請では限界がありますね。。。
とにかく待つ!
現在の各種制限は4月15日までと発表されている以上、そこまではジタバタしてもどうにもなりません。一方でホーチミンに住んで3年半になりますが、ここ最近はベトナム政府のフットワークの良さに感心しています、
ここまで取った各種の制限も間違えているものはほとんどありません。この記事が出るのは4月10日、残り5日間なので、ドーンと構えましょう!
ただ、家での作業って個人的には集中できなくて困りますね(笑)