公開日:2020/03/13
ホーチミンの気になる生活費はどんな具合?
改めてベトナムの生活費を考える
本コラムをご覧の方々には今更になりますが、ベトナム・ホーチミンで働く日本人は大きく分けて駐在員、現地採用、自営業の3つがあります。
この3つの中で比較的待遇や消費行動の枠が似通っているのは現地採用となります。
※駐在員、自営業は各社待遇に差がありすぎて統計が取りづらいのです。。。
今回はそんな現地採用のホーチミンでの生活費の事例をあげてみます。サンプルは【30代中盤、独身、男、ホーチミン中心部勤務、ホーチミン中心部居住】とします。
ゼロにするには難しい居住費
2/28のコラムで家探しの記事が出ておりましたが、今回のサンプルの家賃はこんな感じです。
・ホーチミン市中心部のコンドミニアム 家賃月額USD:850+管理費・水道光熱費などUSD:100
ただし、2ベッドルームであったので、知人とシェアしていました。そのため、居住賃支出は月額USD:550程となります。
ゼロには出来ない食費
今回のサンプルは自炊を全くしないタイプのため、100%外食です。昼は職場近くに安い飲食店が少なく、夜は帰宅途中にあるお店(主に日本食)で適当に済ませます。
そのため、食費支出は平均して月額USD:400程となります。
やろうと思えばゼロに出来る交際費
交際費という名目ですが、つまるところはただの飲み会代です。この費目は人によっては限りなくゼロに近くなるのではないでしょうか?
今回のサンプルは平均して月額USD:500程、 回数にして月に10回前後です。
これを多いと見るか少ないと見るかは人に依るところが大きいのですが、こちらのサンプルはいわゆる『カラオケ』には全く行かない中でこの数値です。
やはりゼロは難しい被服費
被服費については人によっては『服は日本でしか買わない!』という方もいますね。今回のサンプルは仕事用のワイシャツやスーツ以外はユ〇クロがあれば大丈夫というタイプのため、被服費の支出は平均すると月額USD:100程です。
なお、ベトナムでは高級な服に関してはご自身で洗濯することをお勧めします。
これは頑張り次第でゼロになる趣味娯楽費
仕事はこのためにしていると言っても過言ではない費目ですね。今回のサンプルの主な趣味は旅行となっています。ホーチミンから近隣のASEAN諸国であれば週末だけの旅行も可能ですので、毎月のように旅行計画を立てているようです。
そんな趣味娯楽費の支出は平均すると月額USD:1,000程となります。
まとめ
今回は特定の方をサンプル抽出した事例のため、ホーチミンでの生活費を完全に把握はできませんが、これからベトナム転職、移住をお考えの方に多少なりとも参考になれば幸いです。