公開日:2023/02/03
在住者必見!?ベトナムの旧正月(テト)のホーチミン市内の様子をレポート!
ベトナムでは例年1月末から2月中旬にかけて旧正月(テト)をお祝いするための長期休暇があります。旧正月を祝うことは日本人にとっては馴染みのない文化ですが、ベトナムをはじめとした中国文化の影響を多く受けた地域(中国・韓国・シンガポール・台湾等)では今でも旧正月を祝う習慣が残っています。
テト期間中は日本へ一時帰国される方も多いですが、この時期しか楽しめないイベントが開催されます。今回はその内の一つである花飾りのイベントをご紹介します。場所はホーチミン1区にあるNguyen Hue(グエン フエ)通りです。観光客の多い1区の中心地で開催されるためアクセスも良く、在住者や観光客など誰もが一度は訪れる場所です。
グエンフエ通りの花飾りは沢山の生花とその年の干支をモチーフとした作品が通り沿いに飾られておりとても華やかなイベントです。毎年開催されるこちらのイベントでは屋台も多数出店しているため食べ歩きをしながら作品を楽しむこともできます!今年の干支は。。。
ネコ!?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。日本では卯年ですがベトナムでは猫年となります。中国文化の影響を受けている為、他にも牛⇒水牛、羊⇒山羊、猪⇒豚と日本とは異なる干支があります。ただし、「豚」はだけは異なるようで干支の文化のある国の中で、日本のみ「猪」でその他の国は全て豚だそうです!
様々な色や形の猫ちゃん像が立ち並ぶ中、一番目立っていたのはこちらの猫ちゃん達。全長は3m程でしょうか、圧倒的存在感と可愛さで大人気でした。
他にも過去の花飾りイベントで使用された干支の作品も展示されており10年以上前のネズミの像などもありました。企業ブースの中には、在ホーチミン日本総領事館のブースも出展されており、門松が日本の新年の風情を感じさせ、赤と緑で統一された鮮やかな飾り付けでベトナムらしさを表現しているようで綺麗でした。
まとめ
グエンフエ通りの花飾りイベントは入場料も無く気軽に立ち寄ることができるイベントです。今年はすでに終了してしまいましたが毎年開催されるためテトの時期にホーチミンにいらっしゃる方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
【イベント開催地】
住所:Bến Nghé, District 1, Thành phố Hồ Chí Minh