公開日:2024/06/21
うさぎとベトナム移住を検討されている方必見!ベトナムにうさぎを持ち込む方法は?(筆者の体験談付)
犬や猫をベトナムに持ち込む際には大使館のHPなどに詳細な手続き方法の記載がありますが、うさぎの持ち込み方法についてはかなり情報が少ないです。
今回は実際に筆者が日本からベトナムにうさぎを連れてくる際にどのような手続きで持ち込むことができたのかご紹介いたします。
※大前提としてベトナム側で手続きをしてくれる協力者、または代行業者が必須です。
※下記2022年12月に持ち込んだ際のプロセスで現在は変更があるかもしれません。
日本側での手続き
1) 航空券の予約 ※ANAを利用したのでANAでのプロセスを記載します。
まずは旅程を確定させて航空券を予約しましょう。
日本からベトナムにうさぎを持ち込む場合、「JAL」または「ANA」のみ利用可能となります。
2) ペット輸送サービスの予約
航空券の予約をしないとペット輸送サービスの利用はできないため注意してください。
※詳細な手続きについては以下、ANAペット輸送サービスHPをご確認ください。
:https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/reservation/support/international/pets/
3) 健康診断書(英語版)の作成
・うさぎの健康診断書(英語版)を病院で発行してもらう。
⇒事前に海外に連れて行く旨を医師に伝え、英語版での健康診断書発行が可能かどうかを問い合わせてください。
4) 輸出検査申請書の提出
動物輸出のためには動物検疫所での係留検査が必須となります。そのための事前申請書類として係留検査10日前までの提出が必須となります。
提出方法:電子メールまたはNACCS(動物検疫関連業務)
※詳細な手続きについては以下動物検疫のHPをご確認ください。
:https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/qanda/qan9.html#1-0
5) 輸出検疫証明書の発行
3を申請し問題がなければ出発日の2日前にうさぎを連れて動物検疫所へ行きます。係留検査の結果、問題がなければ輸出検疫証明書を受け取り検疫は終了となります。
※通常は上記の通りですが、入国前にベトナム側へ「輸出検疫証明書」の提出が必要となるため、検疫検査は可能であれば出発の1週間前程度に行うとよいかと思います。
ベトナム側での手続き ※こちらの手続きはベトナムでの協力者が必須です。
【うさぎの入国証明書の発行】
申請書類に必要な情報:
– 入国者のパスポート (コピー版)
– 航空券(EチケットのPDFでもOK)
– 日本の輸出検疫証明書 (コピー版)
– 申請者のIDカードあるいはパスポート (コピー版)
【上記書類の提出先住所】
動物検疫所:(521/1 Hoang Van Thu, Ward 4, Tan Binh District, Ho Chi Minh City)
営業時間:営業時間:月~金8:00-12:00、13:30-17:00
※営業時間には変更がある可能性がございます。検疫所まで直接ご確認くださいませ。
うさぎベトナム入国迄の流れ(筆者の場合)
・準備期間は約半年
◆2022年12月22日羽田発‐ホーチミン着(ANA)の場合◆
6月頃~:ANA規定サイズのペットケージを購入、航空券の予約
9月~10月初旬:羽田空港検疫所の予約(メール問い合わせ)、検疫係留中のペットホテルを予約(羽田空港は指定のホテル有、検疫所からの案内有)
11月中旬以降~:書類の準備
・健康診断書⇒入国予定日より1ヶ月以内に検査を受け英語版の診断書を発行
健康で病気がなく、予防接種(犬猫が必要とされてる狂犬病などの)も必要ないことを英文で書いてもらう。病院の捺印必須。
12月17日:羽田空港検疫所にうさぎを預ける
12月19日:検疫所からうさぎをピックアップ
12月22日:出国日、ANAのチェックインカウンターにてうさぎを預ける。※この時預入費用を支払う
ベトナム到着:スーツケースと同じエリアに放置。空港から出る際に以下2つの書類を提示
・「輸出検疫証明書」(原本)
・ベトナム現地発行の「ベトナム現地発行のうさぎ入国証明書」(コピーでも可)
無事ベトナムへ入国
以上が筆者がうさぎをベトナム持ち込んだ際のプロセスです。
今後ベトナムにうさぎを持ち込む予定のある方は参考にしてみてください!