公開日:2026/01/09
ベトナムの伝統芸能、水上人形劇(Múa rối nước)を観に行こう!
ベトナムを訪れたことのある人なら、一度は「水上人形劇」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。観光ショーの1つと思われがちですが、実は1000年ほどの歴史をもつ伝統芸能でもあります。今回は、大人も子供も楽しめる「水上人形劇」に関してご紹介します。
水上人形劇とは?
ベトナム北部発祥の伝統芸能で、水面を舞台とし、伝統楽器の生演奏に合わせて、水中に隠れた人形遣いが竿や糸で人形を操り演出する劇です。11世紀頃に紅河デルタ地帯の農民が水田で始めたのが起源と言われ、12世紀には宮廷でも披露される格式高い芸能となったそうです。歌(ナレーション)はベトナム語ですが、人形の動きや音楽は外国人でも楽しめるため、人気の観光スポットの1つとなっています。
ロンヴァン水上人形劇場(英語名:The Golden Dragon Water Puppet Theater)

今回は、ホーチミンの中心部にある「ロンヴァン水上人形劇場(Nhà Hát Múa Rối Nước Rồng Vàng)」に行きました。筆者は日本から遊びに来た友人に日本円でチケットを事前購入してもらい、1729円でした。別の日に劇場へ直接電話をして当日チケット価格を聞いたところ、350,000VND(約2,080円)という回答でした。

開演は18時半からですが、18時過ぎには多くの人が集まってきています。入口近くには人間の背丈を超えるくらいの人形が並び、脇ではお土産が販売されていました。受け取ったパンフレットには、日本語を含めた6つの言語でプログラムが記載されています。
建物に入ると、中央に舞台(水槽)、その両脇には太鼓、笛、琴などで音楽を奏でる楽団が3人ずついます。チケットには座席番号が振ってあり、私たちは前から5列目に座りました。後で分かったのは、1,2列目位だと水がかかってしまうということ。演目によっては水面を激しく叩いて水しぶきをあげるため、前方に座る場合は汚れてもよい服で行くことをお勧めします(水面下が見えないように、水は濁っています)。
水上人形劇の様子


時間通りに開演となり演目が始まりました。演目内容は農村の生活や、ベトナムの民話・伝説などです。田植えをテーマにした演目、水牛や不死鳥をテーマにした演目などで、登場する人形も人、動物、空想上の生き物など様々。音楽と歌での表現以外に、龍の口から花火がでたり、スモークを利用したり、ライトの色を赤や青などに変化させたりして、演出効果を高めます。

スムーズな人形の動きを見て、最初はどこに人がいるのか分からず、水の下にもぐっているのかと思ってしまいました。実際は緑色の簾の後ろに隠れていて、そこから竿や糸などで操っています。躍動感のある動きをしたり、真っすぐ一列に並んだりする人形を見ていると、少し離れた後方から操っているようには思えません。短い演目を連続で16ほど演出しおわった後、人形遣いのスタッフが簾から現れご挨拶をし、開始から約45分で終了しました。
まとめ
言葉が分からなくても楽しめるのが水上人形劇の魅力です。もしベトナムで少し時間に余裕があれば、食事や買い物だけではなく、この伝統芸能にもぜひ触れてみてください。
劇場情報
劇場名:Nhà Hát Múa Rối Nước Rồng Vàng(ロンヴァン水上人形劇場、英語名:The Golden Dragon Water Puppet Theater)
住所:55B Nguyễn Thị Minh Khai, Phường Bến Thành, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, Vietnam
電話:028-3930-2196
上演時間:18:30から約45分
Facebook:https://www.facebook.com/NhaHatMuaRoiNuocRongVang
チケット価格:350,000VND(約2080円)、ただし各種チケット販売サイト(Booking.com、Trip.com 、KKdayなど)より購入ができ、この金額より安い物も多いです。










