更新日:2022/12/01
海外勤務で最初のハードルは語学力が必要との思い込みが強い方が多いです。
東南アジアでもフィリピン・シンガポール・マレーシアなど国としての公用語が英語圏で働く場合は、最低限の英語力は求められる場合が多いです。
ベトナムでは国としての公用語はベトナム語になります。ベトナム人の大卒者であれば、ある程度の英語は話せる方が多い印象ですが、地元のお店や地方都市ではベトナム語しか通じない場合も多いです。
日系企業で大手企業の多くは社内公用語は英語にしています。ベトナム語を社内公用語にしている日系企業は存在しないと思って頂ければと思います。
理由として、ベトナム語は声調が6つあり、日本人にとっては学習・発音が難しい言語になります。そのため社内コミニケーション含めて中学生程度の英語力が必要な場合も多いです。
一方では中小企業や社員数が50名以下の企業、アパレル・検品系企業などについては日本語を社内公用語にしている場合も多い印象です。
そこで働くベトナム人は日本語が話せる人が多いです。ちなみに弊社のベトナム人スタッフも全員日本語を話せます。
ありがたい事に日本語を話せる方や学習している方が非常に多い点はベトナムの特徴になります。2017年で日本へ留学しているベトナム人学生は6万人弱とも言われています。
日本語堪能なベトナム人も増加している背景もあり、日本人求人でも語学不問な求人は増加傾向にあります。
以下が代表的な語学力不問求人の特徴の3パターンになります。
ベトナムで英語などの語学不問求人について①:顧客が親会社や日本の日系企業だけの企業求人
BPO事業やコールセンター事業、オフショア事業など日本本社の親会社が顧客になっている場合や日本に顧客がいてその対応業務が中心の日本人求人では語学力不問が多いです。
業界未経験者でも良い場合が多いのが特徴です。海外勤務最初のステップとして、採用ハードルは高く無く挑戦しやすい求人が特徴にはなります。
ベトナムで英語などの語学不問求人について②:専門性が高く、ベトナム人通訳者(コミニケーター)が社内にいる求人
縫製技術指導、品質保証、看護士、調理師、日本語教師、生産管理・製造技術、金型設計、IT・ネットワーク技術者など専門性が高く、実務的にも日本語でも問題が無い(ベトナム人通訳者帯同)職域などの求人がございます。日本での経験を活かしてベトナム・ホーチミンで活躍できる可能性が高いです。
ベトナムで英語などの語学不問求人について③:在ベトナム日系企業向けの法人営業が中心の求人
ベトナム在住の日本人向けの情報誌営業、人材紹介・教育研修サービス会社での営業、専門商社、内装施工管理、不動産賃貸、WEB開発、小規模の駐在員事務所など、ベトナムでのお客様が日系企業や日本人が中心の業態では、あまり日本語以外を使用する機会が無く、語学力不問にしている場合が多いです。
以上が代表的な3パターンになります。
ベトナム・ホーチミンの日常生活については語学不問なのか?
ホーチミンなど都市部では日本語で話しかけてくるタクシードライバーやコンビニのアルバイトスタッフなどもいて、非常に驚きます。※日本人だと認識されるとうれしそうに日本語で話しかけられます。
ホーチミン市内にあるレタントン通り周辺の日本食レストランでは、メニューやオーダーなど、全て日本語のお店が多く、日本の生活とあまり変わらないです。※日本人街になっています。
お店によっては日本語放送のテレビを放映している場合もあり、海外に滞在している事すら忘れてしまう状況でもあります。
ベトナムで英語などの語学不問求人について【まとめ】
生きて行くだけであれば、日本語だけでも問題ない国ですが、海外勤務の楽しみや刺激の一つは日本人以外の人々との交流や異文化理解が深まる事かとは思います。
そのためベトナム・ホーチミンでご縁があって働く場合は英語・ベトナム語学習については、より生活を楽しむためにはおすすめしています。
弊社では語学不問求人も多数あります。
お気軽にご相談・お問合せお待ちしています。
※未経験者歓迎求人もぜひご覧ください。