公開日:2023/03/24
ハノイメトロ(都市鉄道)開通から早1年の報告レポ
着工から早何年、ようやく開通したĐường sắt đô thị Hà Nội (ハノイ都市鉄道)に乗ってきました!
総距離10キロのため、まだまだ観光電車ではありますが、バイク渋滞からの卒業もそう遠くはない…!?
ベトナムの交通事情
ハノイ、ホーチミンで都市鉄道の計画が進んでいますが、まだまだバイクの国ベトナム。
ベトナムの交通事情に関しては、以下の記事をぜひご覧ください!
■バスに関して
■バイクの交通ルールに関して
■配車アプリgrabに関して
Cát Linh駅の駐輪場
まず、電車に乗るためにバイクで駅に向います。みんな同じルートになるようで、高架下が駐輪場になっており、かなりのバイクが置かれていました。
一緒に行ったベトナム人は、「結局バイクで行くから、そのままバイクに乗って行った方がラクだよ」と言ってました。
(言いたいことはよく分かりますが、観光のため付き合ってもらいます笑)
乗車チケットを購入!(チケットの購入方法)
こちらの機械で、行き先の駅を選択します。行きたい駅を選択すれば、金額が出てくるので観光客にも優しいです。
全長10knほどの12駅で、終点まで行っても15,000vnd(約85円)です。7,000vnd〜15,000vnd(約40~80円)なので、バスより少し高い程度の価格帯です。
改札に入るには、購入したパスをタッチします。
使用感があるので、すでにICチケットは十分に使い回されているようです。
改札を出る際は、パスは回収されるので、タッチではなく投入口にICカードを入れます。
日本の交通系ICカードのような、チャージ形式はまだ導入されていないようです。定期券は販売されており、通学などは割引があります。
ハノイ工科大学の学生に聞いたところ、まだ通勤通学で使っている人はあまり聞かないとのこと。実際、どのくらい使われているかは謎です。
電車ホームへ!
そして、ホームには1秒単位で刻まれてる時計が、、!秒数計はベトナムでは初めて見たかもしれません(笑)「何分後に電車が到着します」の表示は全く狂いなく正確でした。
休日の車内の様子
電車をイメージしていましたが、東京でいう「ゆりかもめ」のようなモノレールの乗り心地でした。地上を走るので、バイクや湖を眺めたり、景色を楽しむことができます。
土日は電車内でセルフィー撮影会が始まり、乗ることが目的となって楽しんでいるように見えました。ご飯やフルーツを食べる人もいたり、ベトナム感満載で車内は割りと自由です。
まだまだ電車に乗って出掛けるというとこまでは至らなそうですが、いずれ路線が広がることに期待が高まるばかりです。そして、ホーチミンの開通も待ち遠しい!!!
執筆:Hirona(Instagram@hashtag.naviet)