公開日:2017/08/25
成功する面接の事前準備について
書類選考合格後に、多くの日系企業は面接を予定しています。
実は一次面接が一番重要になります。最初の印象はなかなか変わらないです。
その大切な面接の事前準備について6つのポイントをお伝え致します。
1:企業研究を行う
応募企業の事業内容、業績、商品・サービス、競争優位性、などの理解を深める必要はあります。
社史・沿革なども読んでおくと企業が大切にしている価値観などを感じ取れます。
2:面接官の立場を想定する
現地法人の社長は日本では中間管理職の方が出向している場合も多く、任期中に成果を上げたいと考えている人がほとんどです。中小企業の場合は日本の役員クラスの場合もあり、面接官のベトナムでのポジションと同時に日本本社での職位なども考えてどのような責任や役割を担っているかを想像しておくことが重要です。
3:募集背景や企業側が求めている人物像の仮説を作る
募集背景を確認して、採用の緊急度や重要度を理解する必要はあります。例えば緊急度が高い求人で入社できるタイミングが半年後では選考を通過する事も難しくなります。
もう一つ大切な事は企業が求める人物像について、仮説を数案考えておき、ターゲット人材と自分自身との合致度を考えておくと面接のコミニケーションがスムーズに進みます。
当然求める人物に近い人材であれば採用される可能性は高まります。
4:自己分析を行い、自分自身の過去業務の棚卸をしっかり行う
基本的には強みについては専門性とマネジメント、メンタル特性、逆に弱みも3つぐらいは言える様に自己分析を行って頂きたいです。
過去の経験、実績や知識など自分自身が強みとして捉えている事よりは、企業が求める人物の中で必要なスキルを端的に伝える必要があります。例えば求める人物がプレイングマネージャーならば自分自身が主体的に動けて、現場の同行や泥臭い事ができる事を中心に伝えて欲しいです。
5:希望待遇などはマーケット相場を理解して中長期的に考える
面接時に希望待遇などを聞かれる場合はありますが、人材紹介会社経由での面接ならば即答する必要はないです。
事実としての現職の年収などはお伝えしても大丈夫ですが、あまりにも高すぎる希望や逆に低すぎる希望も企業側から見ると客観性が弱い人材に思われる可能性があります。
キャリアコンサルタントなどに良く相談して短期的には納得できない待遇でも、中長期には希望待遇に近づける事ができるなど複合的にご判断頂きたいです。
当然生活で最低限必要な収入は認識しておいて欲しいです。
6:面接当日に備えて、体調管理や身だしなみを整える
当たりまえの事ですが見た目は非常に重要です。たとえ南国のベトナムでも清潔な服装(ジャケットやスーツ)を準備する。
体調管理も重要です。過度な日焼けなどは控える。整髪などもしっかり行い、面接前日は暴飲・暴食は控えて、しっかり睡眠を取って頂き、元気な姿で面接に臨んで頂きたいです。
弊社ではもちろん履歴書の記入方法から面接時のアドバイスなど、事前に上記6つの準備をご登録者と一緒になって行っています。
過去には弊社でスーツをお貸しして面接成功されている方もいらっしゃいます。
お気軽にご相談お待ちしています。