公開日:2018/02/02
人に対し価値の出せる人間(価値持ち)になる為に、、、
ベトナム在住2年の『FREEWAY(よろず屋)』兼『MAC&CINQ Co.,Ltd.(TV制作会社)』で奮闘中の小森悠矢さんにインタビュー!
なかなか個性的な経歴を持つ小森さんから発する尖った回答内容は、自由に生きる事を具現化されており共感度は低いかもしれませんが会えばもっと話を聞きたくなる魅力溢れる人物でした。
東京出身5人兄弟の長男として産まれた小森さん
人並み外れた記憶力レベルはどれほどかというと、、、、
例えば1週間前の授業内容を全てビデオ再生できるほど鮮明に記憶し、その記憶を引き出しながら試験に臨むことができるほど。
さっそく興味深い彼のルーツをまず幼少期から大学時代まで辿ってみましょう。
・3~5歳までの幼少期
ひたすら砂場で遊ぶ。記憶力や思考回路の深さは幼少期に出来上がってようです。(手先を動かす幼児教育)
ちなみに5人兄弟の中で、小森さんだけが飛び抜けて思考力が高く育ちました。
・中学高校時代
中学時代、成績も常にトップ。生徒会長、バレーボール部の部長としてご活躍。
高校も都内の進学校へ首席入学。アメフト部に所属し、部活に専念していた学生時代。部活に没頭し過ぎた事もあってか成績が落ちてしまい大学一浪。
・大学時代
晴れて東大文学部心理学科入学。敢えて心理学を選んだ理由も、小森さん曰く人の役に立たない学問に興味があったとのこと。
・そして大学卒業後の進路について
●順風満帆な学生時代、東大出身ともなると周りは官僚や大手企業の方が多かったと思いますが、小森さんは新卒でどんな企業に入社されたんですか?
王道でもある官僚、大手企業入社に価値観を置いてませんでした。
就職活動も1社のみで、ITのベンチャー企業しか受けてないです。設立25年の60名くらいの会社でベンチャーだと思って入社したらベンチャーでなかったという(笑)それでもいいところもあって、楽しく働きましたが。
どちらかというとエンジニアの会社で役所のシステム等の少しお堅いものを取り扱っていました。(SIerとしてシステム構築に携わる)
エンジニアになろうとして入社しましたが、入社後営業要員として研修が進んでしまいました。
●新卒入社し全体会議でも物怖じせずに意見を的確に伝える小森さん。
ご希望のエンジニア枠ではなく営業職としてスタートしてしまいましたが、その後は会社ではどんなお仕事をされていたんですか。
人事部に異動になり、新卒の採用担当をしていました。
2年目からはリーダー。年間10~15名採用でき、会社説明会もお酒を飲みながら開催を提案。早い段階で学生と密に接する企業も少ないので、都内から離れた勤務地でも就活生集めは上手くいきました。
まだ当時出始めだったUstream番組で役員2人と私が就活に対してぶっちゃけ話をする『ちゃぶ台トーク』をネット配信。ファンになってくれる就活生と距離も縮まり選考もスムーズにいくようにしました。
その会社ではミャンマー支社もあった為、海外勤務希望も出してましたが、新卒採用担当として離れることができず約5年在籍し、毎年同じことの繰り返しに正直飽きてしまい、新しいことをしたくて退職しました。
●優先順位として海外で働く意向は高かったと思いますが、その後は?
前職に在籍しながら転職活動を行なっていました。転職活動のポイントは良くも悪くも日本式ではない、そして会社規模のこだわりは特に無かったです。
前職の教訓としては、ベンチャー=自由にできるというわけではなかったですね。
個人の裁量や仕事の自由度が高そうな海外勤務を選択軸にしてたと思います。
次の会社はすんなり内定を頂けましたが、息抜きも兼ねて半年後入社で設定し、都内で現代アートプロジェクトのボランティア集めのリーダーや海外を転々と旅行していました。
その後、ベトナムの友人の会社のインターン先のお客様と新規事業立ち上げの話で盛り上がり、入社が決まっていた会社を断りました。
●ベトナムではどんな新規事業のお手伝いをされていたんですか。
コンサル、不動産、医療、飲食事業(カフェ)に1年くらいお手伝いしておりました。
カフェ事業も順調に進んでいましたが、他事業の諸事情で会社がストップしました。
個人経営の会社になり、結果的にはオーナーに振り回されていたとは思いますが、振り返ると修羅場を経験出来た事は良かったと感じています。
●諸事情等、色々と大変だったかと存じますが、現在のお仕事に関してお話頂けますか?
2017年4月に自身で起業、その翌月に現在のMCV(TV番組制作会社)からもお声が掛かり現在のダブルワークに至ります。前職の経験(教訓)から、人に頼る(会社に属する)のではなく自分自身でコントロールできるような仕事を選びました。
中長期的なキャリアを考えて起業した訳ではなく、前職の苦労もあり生きていく為の手段でもありました。自身で起業した会社は、一言で言えば『よろず屋』的な事業内容です。
お客さんは日本人、ベトナム人、韓国人など国籍問わず。ニーズを聞いたら体当たりで解決に挑むというなんとも泥臭い仕事です。でも、お客さんのニーズありきで動くので、受注しやすくお金ももらいやすいんです。現職のMCVはその中で出会ったお客さんにスカウトされました。
●関わったお客様からのご評価も良く、徐々に仕事の依頼が増えてきた小森さん。
ダブルワークとなったのもTVエンタメ業界に興味あったからでしょうか?
元々、TV業界には全く興味がなかったですね。売れる仕組み作りを考えるのが大好きで業界はどこでも良かったです、でもせっかくなら伸びている業界でやっていきたいですし縁あってベトナムエンタメ業界を選びましたね。
●今現在お考えの中長期的な仕事感、キャリア感を教えてください。
エンタメ業界にいるので、中期的にハリウッドに勝てるなにかを作り上げたいです。
この業界に入ってからは、世界に通用する評価されるコンテンツがいかに作れるか考えています。1~2年後を予定しており、今現在仲間を募っている段階です。
長期的には、価値の出せる人間にもっとなりたいです。
流行りですけど10年後にはお金が不要な世界ができあがるって、あれは本当だと思います。なので、お金持ちより人に対して価値を出せる価値持ちになりたいです。それがエンタメの業界かBtoC向けのビジネス限定ではなく、漠然とですが今無いような職業に就いてるかと。結局人と同じような職業だと、同じような価値しか出せないので。マーケットに競争相手がいると相対評価をされて、価格競争になってしまいます。色々と尖ったことをして、人と違った経験を積んで、ユニークな価値を出せるようになりたいです。
●インタビュー中もビジネスのアイディアと自身のAirbnb生活お話しくださいました。
※Airbnbとは民泊のWEBサイトになり、小森さんは毎週寝泊りする場所を変えています。
極力物を所有したくないミニマリストな小森さん。翌日アメリカへ出張するとの事でしたが、ご来社頂いた時の荷物が現在の所有物の全てだそうで、特別に中身を拝見させて頂きました。
これだけの所有物だけで普段生活されているそうです!心配になる程少ないですが、物に執着しない生き方に憧れます。
●お話をお伺いしてあまり感じませんでしたが、将来の不安などは?
ベトナムでの新規事業立ち上げの仕事の際に死にかけそうになった経験と起業から、これはどうやってでも生けていけるなと確信できたこと。大多数の方々以上に生きていくうえで覚悟ができていることから不安は少ないです。他のコンサル会社が取り組まないようなところまで身軽に突っ込んでいける覚悟はあります。
あと、お金は関しては持っている方々から分けて頂ければというスタンスです。そのかわり、お金持ちが欲しくなる価値を提供すればいいので。
自分の考え方も現在パーソナルトレーナーをつけて鍛えています。ライザップのメンタル版という感じで、自分をアップデートするのを楽しんでいます。
●ベトナム(海外)で働く方に向けてのメッセージ
異なった考えの人間も受け入れてくれる環境であるため(むしろ個性が尊重されやすい)
非常に新しいことに挑戦しやすいです。 保守的にならず、追い風の会社へ。肌に合わなければ帰れば良いだけのことですので、ビビらずに行けばいいと思います。
人と話すこと、新しく学べる環境がとても楽しいと現在の近況もお話しくださいました。
相手へ分かりやすく伝える話し方にとても魅力を感じ、人と違うことや新しいことを常に追い求め価値を出せる人間になれるよう日々努力をされている姿がうかがえました。頭を割ったら何が詰まっているんでしょう、、、ご本人からもこういう尖った生き方もあるんだなと興味を示していただければとメッセージ頂きました。
今回は個性溢れる小森さんから貴重なインタビューに答えて頂きました。お時間頂きありがとうございました!
気になる小森さんのお仕事紹介
・FREEWAY(よろず屋)
Email:komori.yuya@gmail.com
・MAC&CINQ Co.,Ltd.(TV制作会社)
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◆お問い合わせ:y_komori@mac-c.co.jp 0126-715-8967
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