公開日:2022/01/07
【2022年1月最新】ホーチミン市・タンソンニャット空港からの入国後の管理(隔離)プロセスの変更について
昨年(2021年)はベトナムのコロナ感染拡大に関して水際対策が強化され、外国人および国外在住ベトナム人のベトナム入国は費用・時間・不自由さ、どれをとっても厳しい状況にありました。
ですが2022年1月より、入国後の管理(隔離)プロセスが変更になり、以前よりもストレスは軽減されました。今回は最新の情報をお届けします。
注意点:以下はコロナ検査が全て陰性のケースになります。
また状況は随時変化しているため、最新の情報は日本領事館等に直接ご確認下さい。
今回は、ホーチミン市のタンソンニャット空港でのケースとなり、他省の空港から入国する際は、プロセスが異なる可能性がございます。
変更点1:隔離期間の変更
ワクチン接種の有無(またはコロナ感染からの回復者か否か)によって、2パターンあります。
パターン①ワクチン必要回数接種済み、またはコロナ感染し回復済み
3日間の隔離(隔離場所は変更点2に記載)
パターン②ワクチン未接種、またはワクチン接種が不十分(必要回数接種していない)
7日間の隔離(隔離場所は変更点2に記載)
※パターン①②ともに、隔離期間中は基本的に外出禁止です
変更点2:隔離期間中の滞在先の変更
隔離期間中の滞在先
自宅、ホテル、ミニホテル、リゾートホテル、各機関本部・代表(事務所など勤務先)、寮、生産施設(工場)の宿泊施設
以前は指定ホテルや特定の隔離施設のみでしたが、選択肢がだいぶ広がりました。
ですが、特定(2021 年 7 月 14 日付保健省公文第 5599/BYT-MT 号)の条件に沿っている必要があるため、ご自身が滞在予定の施設が条件に当てはまるか、事前に確認は必要です。
変更点3:空港から(隔離)滞在先への移動手段
以下の3点を守り、事前許可を得れば社用車等の利用も可能になりました。※流しのタクシーやGrab等(事前許可がない車両)は不可のようです。
①5Kを守る
※5Kとは、次の5つの単語の頭文字(ベトナム語)を取ったものです「マスクの着用、こまめな消毒、間隔(ソーシャル・ディスタンス)、大勢で集まらない、医療申告を行う」
②車両にはドライバーと入国者のみが同乗(乗り合いや、在住者(ドライバー以外)のお迎えは基本NG。入国者が外国人で、通訳が必要な場合は通訳のみは可能)
③使用する車両は路上での駐車・停止は基本的に禁止。(特殊・緊急の場合を除く)
まとめ:入国時の隔離ストレス(費用・時間・不自由さ)が軽減された
以前は外国人が入国する際は指定ホテルでの2週間+自宅等(自宅や別ホテルなど)で2週間の隔離があり、空港から指定ホテルへの移動手段も制限され、それらは通常時よりもかなり値上がりしていたため費用的にも負担が大きかったです。
ですが今回の変更により、入国後のストレスはだいぶ軽減されたため、入国後の隔離がネックで移動しづらかった人にとっては朗報かと思います。
ベトナム転職を検討されている方は、ぜひ、ベトナム歴の長いコンサルタントが在籍するクイックベトナムにお気軽にお問合せ下さい。現地の最新状況もご説明させて頂きます。