公開日:2018/09/28
ベトナム・ホーチミン就労(駐在)を楽しくする7つの習慣
ベトナム・ホーチミンでの就労や生活が充実している日本人の特徴や考え方などの7つの習慣にまとめてみました。以下参考にして頂ければと思います。
1. 外国人として感謝と謙虚な気持ちで
日本人は当たり前の話ですが、ベトナムから見ると外国人になります。ベトナムの事業環境はまだまだ未整備な事も多く、外資規制などビジネス上も様々な矛盾や理不尽で納得できない事もあります。ベトナム人とのコミュニケーションも言語の問題、生活習慣の違いなど、スムーズに進まないなど苦労も多いのが現実です。とは言え、我々日本人や日系企業は自らベトナム進出を行っています。本当に嫌ならば帰ってくださいと言われてもしょうがない立場です。あくまでアウェイの国で生活や仕事をやらしてもらっているとの謙虚な気持ちが土台には必要な気がします。
2. 最低限のベトナム語学習
ベトナムでの公用語はベトナム語です。日系企業の多くは、社内公用語を英語又は日本語にしている場合も多く、仕事上に中途半端なベトナム語は必要無いとは思います。一方言語はその国の文化や価値観、メンタリティが反映されやすいです。せっかくご縁がありベトナムで就労や生活しているならば挨拶程度のベトナム語は学習した方が良い気がします。当然、ベトナム人との親和性は高まりますし、ローカル料理店や市内探索など楽しめる機会は増えます。
3. 交流を楽しむ
日本人同士の異業種交流、趣味やサークル、大学のOB会など年齢・性別・肩書きなどを超えて仲良くなれる機会も多いです。又ベトナム人や他国の友人も作りやすいです。
海外駐在員同士は戦友に近い感覚もあり、帰国後も関係を続けている人もいます。
社会人になり生涯の友達を作れる事はとても幸せな事です。
無理をしない程度に交流を楽しんで頂きたいです。弊社への転職相談にいらっしゃる方にも人間関係が良いためベトナムで働きたいとの希望者は意外と多いです。
4. 体調管理は最重要
日本とは違う気候、ホーチミンは亜熱帯気候で常夏です。日焼けはもちろんの事、病気・ケガなどは注意が必要です。体調管理は最重要でもあります。
残念ながらベトナムの医療レベルは日本と比較すると脆弱ですし、日本人医師もホーチミン、ハノイは常駐している医療機関は複数ありますが、あくまで総合医の立場で専門医ではないです。海外での勤務は日本よりも精神的なタフさや体力が必要な場合も多いです。日本にいるとき以上に予防や注意が必要な気がします。
5. 日本とベトナムの違いを理解する
人種、習慣、言語、文化など日本と比較するのではなく、違うことを前提に理解する必要があります。近代化とはすなわち秩序や統制されている事になります。まだまだ発展途上国のベトナムでは日本人の常識が非常識になっていると考える必要もあります。無秩序な交通事情、ルールやマナーを守らない人など意識の近代化は日本よりは進んでいないです。ある意味日本人自身が真面目で変わっていると考えると気持ちは楽になります。
6. 自己責任で考える
ベトナム含めて海外生活の基本的な考え方は自己責任を中心にして頂きたいです。
日本で生活していると、過剰なサービスやクレームに対しての丁寧な対応があたりまえになります。ベトナムや発展途上国で財布や携帯電話などを置き忘れても無事に戻ってくることは無いと自覚が必要です。誰かに文句や助けを求めても解決する問題は少ないです。
ホーチミンはひったくりも多いですが、在住日本人の多くは油断やスキがあった自分の責任であると理解している人も多いです。
7. 目標を持って取り組む
日本と違い、四季が無く、刺激が多いベトナム・ホーチミン生活は時間の経過が早く感じます。駐在期間の3年~5年などは本当にあっという間に過ぎます。ビジネスやプライベート含めてご自身で何等かの目標を持って生活頂きたいです。自分の中で数年後の短期目標と中長期目標を決めて、成長しているイメージを持って頂きたいです。人生経験の中で海外生活は間違いなく良い思い出になります。毎日を楽しんで挑戦して頂きたいです。
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