公開日:2020/07/03
実録!特例便でのベトナム入国の様子・前編
本記事は6月29日に寄稿したものになります。
【日本・ベトナム間往来再開のきざし】
皆さまも各種報道などでご存知の通り、先週の6月25~27日の3日間にわたり、
日本からベトナムへ入国するための特例便が到着いたしました。
今回はその特例便に搭乗された方から、実際の日本出発からベトナム到着後の様子を聞かせていただき、記事にさせていただいております。今回はベトナム入国からホテルへの移動までです。実体験した方にしか分からない辛さが伝わってきます。
※個人からの聞き取りのため、表現、感じ方が他の方と異なる部分がございますが、ご了承ください。
出発前に関門多数!書類準備
先日、一部の報道番組で成田空港からの出発の様子は報道されていましたが、そこに至るまでにも多くの苦労があったようです。(以下原文ママ)
事前の健康チェック・入国確認書・今回取りまとめている旅行会社への申請書類などなど…
入国のために用意する書類が多く、心が折れかけることは何度もありました。
しかも、ほぼ全てが「明日提出して下さい!」というもので…
メールチェックしていないとすぐに追い込まれる状況になります。
旅行代金の入金についても、およそ40万円かかる高額な旅行なのに、
入金日に旅行会社から日本時間の午後1時にきたメールでは…「今日中に入金をお願いします!」とのこと。
銀行は午後3時までなので1時のメール受信から2時間以内で入金しなければいけないというもの。
やばいやばい!と銀行に駆け込む。まさに難関を突破するゲーム感覚。
バンドン空港到着!しかし、、、
そして搭乗当日、成田空港から報道の通り防護服に身を包まれ搭乗。無事にベトナム北部・バンドン空港に到着後も報道には表れない苦労があったようです。(以下原文ママ)
日本人はPCR検査を受けて出国していないため、
ヴァンドン空港到着後にまず待っていたのは手荷物の消毒です。
航空機をおりるとなぜか…手荷物台がイミグレよりも前においてあり
全ての手荷物はこの台の上で消毒液をかけられます。
バンドン空港からホテルまで
無事にベトナム入国も果たし、あとはホテルへ行って一息、、、と、思いきや、道中やホテル到着後も普段とは違う扱いを受けることとなったようです。(以下、原文ママ)
イミグレと税関を通過するとマイクロバスが待っています。
たぶん1台に20~25人ぐらい乗るのですが、完全に“密”。
しかも主催者側の事前の説明ではバスの中ではなるべく静かにして下さいということだったので
隣の人と会話ができないのです。 誰とも口を聞けない…というプレッシャー。
会話をしようものならば、裏切り者のような目で見られる気がするのです。
なので、皆さん沈黙のままホテルへと運ばれます。
日本人はPCR検査を受けて出国していないため、日本人が持っているものはホテルのチェックイン前にも消毒されます。
荷物は運が悪いとこの時点でビチョビチョ…
なので旅行会社は日本出国時にバックの名札をビニールテープでバック本体にしっかりと張り付けるのです。
今回はここまで!
これにて無事にホテルへとチェックイン!ただし、これはこの後の14日間の隔離生活の始まりを意味します。そんなホテルでの隔離生活の様子は後編とさせていただきます。 なお、到着後すぐに行うと言われていたPCR検査は、記事寄稿時点では行われていないとのことです。後編ではPCR検査の様子も記事に出来そうであれば記載します。