公開日:2025/09/26
ベトナムでも大人気!子供も大人も一緒に楽しめる、ピックルボール!
アメリカ発祥で、近年日本でも人気の高まっているピックルボール(pickle ball)。日本では今年8月に初のプロリーグも開催されました。少しずつ身近にはなってきていますが、まだあまりご存知ない方も多いかもしれません。今回はピックルボールに関して取り上げてみたいと思います。
ピックルボールとは?
ピックルボールとは、簡単に言うとテニス・卓球・バドミントンの要素を組み合わせたようなスポーツです。バドミントンコートと同じ大きさのコート(幅6.1m、長さ13.4m)ですが、ネットはテニスのネットよりも5cm程低いです。
ラケットは「パドル」と呼ばれており、卓球のラケットに似ています。大きさは、幅20cm長さ40cm程度で、表面にはラバーなどは貼ってはいけません。
ボールは直径6.99cm~7.62cmで、プラスチック製のボールの表面に、多数の穴があいています。色は水色、黄色、ピンクなどカラフルで、重さは21グラム~29グラム程。ボールに多くの穴があいていることによって空気抵抗が増し、ボールの速度が比較的遅いので、子供や年配者でも一緒に楽しむことができます。
ルールはテニスに似ていると言われますが、同じではありません。1人対1人または2人対2人でラリーを行い、先に11点を取った方が勝ちとなります。
ベトナムでの人気度合いは?
今年8月にホーチミンで開催された展示会「Vietnam Sport Show 2025」で、一番熱気を帯びていたのが、ピックルボール関連の出展だったそうです。
調査会社のデータによると、2025年上半期にベトナム人がピックルボール関連製品に支出した額は5,100億VND(約28.6億円)を超え、これは2024年通年売上(約2,719億VND)のほぼ2倍にあたり、前年同期比ではなんと1,282%の成長となるそう。まさにベトナムでは、マーケット急拡大中の大人気スポーツです。
(上述は、ACCESS ONLiNE様の許可をいただき、以下記事より引用:https://access-online.net/vn-news-250818/)
ピックルボールコートに行きました!
まだピックルボールをしたことのなかった筆者は、友人に誘われるままに、ピックボールを体験しに行ってきました。
今回はホーチミンのThao Dien(タオディエン)地区にある、ピックルボールのコートに行きました。
入口を入ると、屋根のないコートと、その奥にある屋根付きのコートが見えてきます。
ここは屋根なしコートが3面と屋根付きコートが5面あります。日中の日差しや急な雨を考えると、屋根付きコートはとても助かります。
コートの利用料金は、屋根なしと屋根付き、また時間帯などによって異なります。例えば6時~16時の屋根付きコートのビジター価格は、1時間160,000VND(約900円)です。コートを借りるとボールは無料で利用でき、パドルは1つ20,000VND(約110円)で借りることができます。無料で利用できるシャワールームもあります。
今回筆者は、日本人中心のピックルボールサークルに参加をしました。ここは初心者クラスと中級者以上の2チームがあるため、初心者でも安心して参加することができます。パドルの握り方、ボールの打ち方、簡単なルールを教えてもらい、初心者同士で練習をしました。
実際に打ってみて、最初は力加減が分からずボールをコートの外に出してしまったり、高く上がってしまったりでしたが、少し経つと簡単なラリーを楽しめるようになりました。比較的短時間で、初心者同士でも簡単に楽しめるスポーツだと実感しました。
まとめ
日本でもベトナムでも人気の高まっているピックルボール。準備も手軽で、年代や国籍を超えて一緒に楽しめるアクティビティの1つでもあります。家族や仲間を誘って、ぜひ一度遊んでみてはいかがでしょうか。
【コート情報】
施設名:Pickleball Thảo Điền Club
住所:20, Quốc Hương/5 Ngô Quang Huy, Thủ Đức, Hồ Chí Minh
電話:0981 848 875
営業時間:6:00~23:00
料金:ビジター価格1時間140,000VND(約780円)~
(屋根なしコート:6~16Hは14万ドン・16~23Hは24万ドン、屋根付きコート:6~16Hは16万ドン・16~23Hは26万ドン)